
Jリーグ本拠地、8月の平均最高気温ランキング【写真:Getty Images】
明治安田Jリーグ、秋春制移行初年度の2026/27シーズンが8月7日に開幕した。まだまだ厳しい残暑の中、全60クラブの本拠地について気象庁の平年値をもとに「8月の平均最高気温」を独自ランキング化し、同値の場合は9月の値で順位を決定。夏場の過酷な環境を戦い抜くのはどのクラブなのか。 ※気温データの出典:気象庁[5/5ページ]
1位:大阪府大阪市(吹田市/東大阪市を含む)

セレッソ大阪のYANMAR HANASAKA STADIUMの前で【写真:Getty Images】
該当クラブ:ガンバ大阪、セレッソ大阪、FC大阪
該当スタジアム:パナソニック スタジアム 吹田、YANMAR HANASAKA STADIUM、東大阪市花園ラグビー場
8月の平均最高気温:33.7℃(気象庁 大阪 1991〜2020年平年値)
【観測所は3スタジアムとも「大阪市」】
今回のランキングで1位に輝いたのは、吹田市・大阪市・東大阪市の3スタジアムを本拠地とするガンバ大阪、セレッソ大阪、FC大阪。気象庁の平年値ではいずれも大阪管区気象台のデータを用いたため、33.7℃で並ぶ。
ヒートアイランド現象も加わる大都市は、全国的に見ても屈指の猛暑エリアであり、秋春制1年目の開幕から早くも“大阪の夏”の厳しさが際立っている。
観測所からほど近いセレッソのYANMAR HANASAKA STADIUMで行われた開幕節・ファジアーノ岡山戦はナイトゲームにも関わらず、29.9℃を記録。わずかに真夏日基準を下回ったが、紛いなき熱帯夜である。
同じく開幕節に行われたパナソニック スタジアム 吹田のガンバ対浦和レッズに至っては、31.4℃を叩き出している。ホームチームが4-3で制した乱打戦は、文字通り灼熱のスタジアムで行われた。
【台風は平年値3.3件】
9月に入っても大阪の残暑は簡単に終わらない。気象庁平年値では大阪の9月の平均最高気温は29.5℃で、8月からの下げ幅は4℃程度。さらに気象庁の統計によれば、近畿地方への台風接近数は9月が年間で最多となる月で、平年値3.3件は8月と並ぶ水準だ。
暑さがようやく和らぐ頃、今度は台風シーズンが本格化する巡り合わせと言える。台風15号が8月10〜12日ごろ接近した際はホームゲームの日程と重ならず影響はなかったが、警戒しておく必要はあるだろう。
残暑と荒天の懸念を救うのが、アクセスの良さだ。YANMAR HANASAKA STADIUMは最寄り駅から徒歩約5分、花園ラグビー場は徒歩約10分、この中では最も遠いパナソニック スタジアム 吹田でも万博記念公園駅から徒歩約15分(各クラブ公式サイト)と、猛暑下でも移動の負担が少ない立地が揃う。
W杯イヤーにつき新規ファンの獲得も期待できる中、仮に試合当日が悪辣なコンディションでも立地が優れている点はポジティブに捉えられる。
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