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横浜F・マリノスの諏訪間幸成、プロ初ゴールも「自分のゴールなのかな?」。手応えを確かなものに「もうワンステップ上に行ける」

text by 竹中愛美 photo by Getty Images
天皇杯2回戦でプロ初ゴールを挙げた横浜F・マリノスの諏訪間幸成

横浜F・マリノスの諏訪間幸成【写真:Getty Images】



 横浜F・マリノスは8月26日、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会2回戦で福島ユナイテッドFCと対戦し、1-0で勝利した。決勝点を挙げたのがプロ2年目のDF諏訪間幸成だ。プロ初ゴールを振り返り、「そこまで喜ぶことはあまりなかった」と語った一方、公式戦3試合連続クリーンシートには確かな手応えを口にした。

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「クリーンシートで勝てたことがやっぱり一番嬉しい」

 試合は35分。横浜F・マリノスがコーナーキックを得ると、ジョルディ・クルークスのクロスに諏訪間幸成が頭で合わせて先制した。この1点を守り抜き、マリノスが1-0で勝利。諏訪間にとっては、これがプロ初ゴールとなった。

 もっとも、試合後の喜びは意外にも控えめだった。

「だいぶ疲れていたのもあって、自分のゴールなのかな?って思っちゃったので、そこまで喜ぶことはあまりなかったです」

 それでもゴールそのものは嬉しい。ただ、守備者としては、それ以上に公式戦3試合連続となったクリーンシートでの勝利を喜んだ。

「(ゴールは)嬉しいですけど、クリーンシートで勝てたことがやっぱり一番嬉しいですし、3試合連続ゼロで来てるので、これを本当に続けていきたいなと思います」

 開幕から3戦連続で先発出場を続ける中、自身のパフォーマンスにも手応えを感じている。

「本当にこっからずっと継続して、パフォーマンスを出し続けるのは非常に難しいことだと思う。この連戦は全部自分が出るつもりでいるので、そこで良いパフォーマンスで乗り切れることができれば、もうワンステップ上に行けるんじゃないかなと思います」

 福島ユナイテッドFCにボールを持たれる時間帯もあったが、諏訪間は「ある程度ボールを持たれるのは想定内」と振り返った。相手のサイドバックが高い位置を取ることも把握しており、ボールを奪った後は背後のスペースを狙う意識を共有していたという。



 一方で、1-0の勝利だからこそ攻撃面には課題も残る。

「複数得点をとらないと、終了間際だったり、点を決められて、また流れを持っていかれて、鹿島(アントラーズ)戦のような逆転負けだったりも可能性としては本当にあり得るので、本当にゴール前のクオリティはもう少し上げていかないといけないのかなと思います」

 中2日で迎える次戦は浦和レッズ戦。諏訪間は連戦を「全部自分出るつもりでいる」としたうえで、厳しいアウェイゲームへの意気込みを語った。

「本当に難しいゲームになると思いますし、レッズさんもなかなかうまくいってない中で、自分たちを食ってやろうと強い気持ちを持ってくると思います。本当にクオリティの高い選手が揃っているので、一瞬でも隙を見せたらやられると思います」

 ここ数試合で自信を深める一方、次戦に向けて気を引き締めてもいる。

「次の試合で本当に下手なパフォーマンスをしたら評価が一気に下がってしまうという危機感の方が強いので、毎試合毎試合が最後だと思って臨んでいる。また次も同じような気持ちで臨みたいなと思います」

 プロ初ゴールを一つの自信に変えながらも、諏訪間の視線はすでに次の一戦へ向いている。中2日で迎える浦和戦でも、さらなる成長を示すつもりだ。

(取材・文:竹中愛美)

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