アルゼンチン代表を引退したリオネル・メッシに、母国から最初の大きな感謝が届けられた。アルゼンチンメディア『オレ』が、現地時間2日に伝えている。
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アルゼンチン国内がメッシに異例の対応
現地時間2日に行われたコパ・アルヘンティーナ(アルゼンチン杯)ラウンド16のボカ・ジュニアーズ 対ベレス戦で、前半10分に試合が一時中断。場内アナウンスが観客に拍手を呼びかけ、スタジアムにいた人々が一斉に手を叩き、アルゼンチン代表でのメッシの功績をたたえた。
これは、メッシがアルゼンチン代表からの引退を発表したことを受け、AFA(アルゼンチンサッカー協会)が決定したもの。前半10分という時間は、メッシが代表で背負ってきた「10番」にちなんでいる。
しかし、今回の取り組みが特別なのは、一つの試合だけでメッシを称えるものではないという。AFAは、次の節に行われる男子・女子のすべてのカテゴリーで、前半10分に試合を止め、1分間の拍手を送ることを決定。11人制だけでなく、フットサル、ビーチサッカーも対象となる。
さらに、スクリーンを備えたスタジアムでは、試合開始前にAFA制作の記念映像も流すとしている。今回のセレモニーは、単なるスター選手への別れではなく、「アルゼンチン代表でのリオネル・メッシの功績」をサッカー界全体でたたえるものとして実施される。
そして、その評価はサッカー界の外にも広がっている。
アルゼンチン下院では、モニカ・フラデ議員が、メッシを「アルゼンチン共和国の輝かしい、そして巡回する大使」として称える決議案を提出。メッシの長年の功績だけでなく、世界的な知名度を通じてアルゼンチンのアイデンティティや価値、イメージを国外へ発信してきたことを評価する内容となっている。
メッシの代表引退をきっかけに、アルゼンチンではサッカー界全体、さらには国会でもその功績をたたえる動きが広がっている。
