【写真:Getty Images】
FIFA U-20女子ワールドカップ2026(U-20女子W杯)グループD、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)対U-20ニュージーランド女子代表の試合が現地時間6日にポーランドで行われる。国際サッカー連盟(FIFA)は公式サイトで、日本を率いる井尻明監督のインタビューを公開。指揮官は大会を目前に控え、「早く試合をしたい」と大会に向けた心境を明かしている。
NZ代表との初戦に意気込み
日本は今年4月に行われたAFC U20女子アジアカップ2026(U-20女子アジア杯)を全勝で制覇した。決勝では前回U-20女子W杯王者のU-20北朝鮮女子代表を1-0で撃破。終盤には北朝鮮に押し込まれたものの、11人全員でリードを守り切り、アジアの頂点に立った。
U-20アジア杯での経験について井尻監督は、選手たちにとって大きな自信になったと評価する一方、「優勝したことはもう過去のこと」と強調した。アジア王者として世界大会へ乗り込むものの、「その自信が過信にならないよう」チームに伝えているという。大きな成功体験を一度リセットし、再び挑戦者として世界大会へ臨む姿勢を示した。
アジアカップを通じてチーム内にも変化があった。試合を重ねるにつれて選手同士のコミュニケーションが増え、井尻監督が特に成長を感じたのが選手たちの「主体性」だという。スタッフから示された方向性を理解したうえで、自分たちで意見を出し合い、それぞれが役割に責任を持つ集団へ成長してきた。
一方、世界大会ではアジア以上の強度を持つ相手との戦いが待っている。指揮官は、世界には「アスリート能力の高い選手」がおり、「スピード、強度といった個々の局面」ではさらに高める必要があると分析した。一方で、日本の強みである組織力で補い、グループやユニットで連動してボールを奪うことで、日本らしいサッカーを表現する考えを示している。
まず重要になるのがニュージーランドとの初戦だ。井尻監督は「スタッフも含めて全員で集中」することを強調。良い形で試合に入り、初戦で結果を残すことが、その後の戦いにつながっていくと述べた。
2018年大会で初優勝した日本は、2022年、2024年はいずれも準優勝。井尻監督が掲げる目標は「ずばり優勝。世界一奪還」だ。アジア制覇を過去のものとして切り替えたヤングなでしこが、8年ぶり2度目の世界一へ向けて最初の一戦に臨む。
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