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【アジア大会】韓国&中国代表はOA枠が躍動 OAなしの日本は辛勝、LA五輪世代のウズベキスタンは5発快勝

text by 編集部 photo by Getty Images
U-21日本代表

【写真:Getty Images】



 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の男子サッカーは、グループステージ第1節の全試合が終了した。開催国のU-21日本代表がU-23ホンコン・チャイナ代表に2-0で勝利したほか、4連覇を狙う韓国はカタールに4-1、中国は北朝鮮に2-1、ウズベキスタンはフィリピンに5-1で勝利。優勝候補に挙げられるチームが白星を手にした一方、そのメンバー編成やオーバーエージ(OA)枠の使い方には大きな違いが見られた。

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OA枠が躍動中韓


 アジア大会の男子サッカーは23歳以下の選手を中心に構成され、各チームは年齢制限のないOA選手を最大3人登録できる。今大会では韓国や中国が3枠を活用した一方、日本はOAを招集せず、全選手をU-21世代で構成して大会に臨んでいる。

 そのOA選手が初戦から強烈なインパクトを残したのが韓国だ。カタール戦ではOA枠で招集された24歳のオム・ジソン(スウォンジー・シティ/イングランド)が7分、20分、前半アディショナルタイムに得点。前半だけでハットトリックを達成し、4-1の大勝に大きく貢献した。2014年大会から3連覇中の韓国が、経験のあるOA選手の活躍によって4連覇へ好スタートを切っている。

 中国でもOA組が勝利を呼び込んだ。北朝鮮に先制されたものの、44分にウー・シー(上海申花/中国)のクロスからジャン・ユーニン(北京国安/中国)が同点ゴール。後半にはジャン・ユーニンの折り返しをウー・シーが決め、2-1と逆転した。OA枠の2人がともに1得点1アシストを記録。今年1月のU-23アジアカップ準優勝メンバーを多く残したチームに、経験豊富なOA選手を加えた効果がいきなり表れた。



 一方、日本はOA枠を使わず、2028年ロサンゼルス五輪を見据えたU-21世代だけで大会に参加した。ホンコン・チャイナとの初戦では39分に石井久継が先制。試合を優位に進めながらも追加点を奪えず、1-0のまま終盤まで試合が進んだ。それでも88分に永野修都が2点目を決め、2-0で勝利。若いチームが苦しみながらも勝ち点3を手にしている。

 日本と同様に将来を見据えた強化を進めているのがウズベキスタンだ。同国は2028年ロサンゼルス五輪を念頭に、今年1月のU-23アジアカップにもU-21世代で出場。今回のアジア大会もその流れを継続しており、登録23人のうち15人が1月の大会から残っている。初戦ではフィリピンを5-1で下し、若手主体ながら大量得点で白星発進を果たした。

 韓国と中国はOA選手が初戦から得点に直結する活躍を見せた一方、日本とウズベキスタンはロサンゼルス五輪を見据えた若い世代を中心に勝利を収めた。いずれも勝ち点3を獲得したが、OA枠の活用と将来世代の育成をどう組み合わせるかという、各国のアプローチの違いが第1節から表れている。

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