
サッカー日本代表から外れた長友佑都と町野修斗【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は17日、今月のキリンチャレンジカップ2026と、来月のキリンカップ2026に臨むメンバーを発表した。W杯の舞台で戦った選手たちを中心に築かれてきたチームは、ここからどのような変化を遂げていくのか。
W杯出場組に明暗が分かれる
中野就斗、松木玖生、齋藤俊輔、谷村海那の4名がA代表に初選出された一方、FIFAワールドカップ2026(W杯北中米大会)を戦ったメンバーからは、大迫敬介、谷口彰悟、長友佑都、菅原由勢、小川航基、町野修斗の6名が招集外となった。
このうち、谷口は負傷、菅原と小川については今夏の移籍に伴うものと見られている。
大迫は今夏、海外移籍に向けた準備のためチームを離脱。ベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへの移籍が秒読みと報じられていた。
しかし、最終的に移籍は実現せず、再びサンフレッチェ広島に合流した。シーズン前のキャンプでは、大内一生を正GKとしてチームづくりを進めていた影響もあり、開幕から6試合はベンチから戦況を見守ることとなった。
それでも、第7節のセレッソ大阪戦では先発出場。この起用について、バルトシュ・ガウル監督は欧州の移籍ウインドーが閉幕するまでを一つの基準としていたことを明かしている。再び広島で好パフォーマンスを発揮すれば、代表返り咲きの可能性も十分にあるだろう。
W杯開幕直前に負傷離脱した遠藤航に代わって追加招集された町野は、所属するボルシアMGで苦しい状況に置かれている。
今季はここまでリーグ戦3試合のうち、出場したのは1試合のみ。チームも開幕3連敗を喫するなど、十分なアピールができているとは言い難い。
塩貝健人や後藤啓介が引き続きメンバー入りを果たし、新たに谷村も招集されるなど、激しい競争が繰り広げられているFW陣。その中で、町野がやや遅れを取っていることは否めない。
そして、北中米大会への出場によって、日本人史上初となる5大会連続W杯出場を達成した長友もメンバーから外れた。
ラウンド32のブラジル戦に敗れた後、現役続行するか否かにも注目が集まった長友だが、先月8日、FC東京との契約更新を発表。「選手である以上は日本代表を目指したい」と語っていた中での招集外となった。
新戦力の台頭次第では、今回落選となった選手たちが厳しい立場に置かれる可能性もゼロではない。
新たな競争が始まる中、W杯出場組はここから再び代表の座をつかむことができるのだろうか。
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