サッカー日本代表は27日、キリンチャレンジカップ2026のベネズエラ代表戦に向けて、エディオンピースウイング広島(広島)で公式会見を行った。森保一監督は会見の最後に自ら切り出し、「メディアの皆さんにお願いがあります」と、節度ある報道姿勢を求めた。
サッカー日本代表・森保一監督が異例のお願い
一部メディアの配信では、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のトレーニング中に堂安律と塩貝健人がヒートアップし、その際に堂安が塩貝に対してかなり強い言葉を発したとする情報が伝えられていた。
この件について、森保監督は「報道の自由があると思いますが」と前置きしたうえで、「一部メディアの配信で選手のことを取り上げて、事実とは違うことを言っていて、選手たちが傷つくようなことになっているので、やめてほしいなと思います」と言及した。
堂安と塩貝の一件について、森保監督は「堂安と塩貝がW杯の個人練習のとき、ヒートアップして、堂安が塩貝に対して、かなり強めなことを言ったと報道されている」と言及。そのうえで、代表チームの練習では選手同士がぶつかること自体はあるとし、「そのときは建設的なやりとりはありますが、どちらかが汚いことを言ったりとかはない」と話した。
また、選手の側からすれば、実際には言っていないことを報じられることで傷つく可能性があると指摘。「律からすれば、言ってもいないことを報道されてしまって傷ついているのかなと思いますし、同様に選手たちもそういうことがあることに対して、傷つくのかな」と語った。
森保監督は、メディアそれぞれに独自の発信があることを理解しつつも、「よりリスペクトをもって、発信の先に選手がどうなるか、ということを」と呼びかけた。
さらに、「この一件で選手たちが私に言ってきているわけではない」としたうえで、「選手たちへのリスペクトが欠けていると思います」と語った。
メディアも含めて日本代表をより良いものにしていくために、森保監督は「どう解決していけばいいか」と問題提起。選手へのリスペクトを持った報道を求めた。
(取材:竹中愛美、構成・文:編集部)
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