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「動きすぎる」サッカー日本代表・田中聡が痛感した課題「全てにおいてまだまだ」

text by 編集部 photo by 田中伸弥

サッカー日本代表 田中聡
サッカー日本代表・田中聡【写真:田中伸弥】



 サッカー日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2026でベネズエラ代表と対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。前半8分に熊坂光希が負傷交代したことで、急きょピッチに立った田中聡。スクランブルでの投入となった24歳は81分までプレーし、試合後に自身のパフォーマンスを振り返った。



田中聡が感じた常連組との差

 準備する時間も限られる中での出場となったが、田中は「自分の良さが出せなかったなっていうのは思いますし、守備で奪うところだったりとか、出力、強度っていう部分はもう完全に劣っていたというか、大地君とか後半から一緒に出た碧君はやっぱりボール奪いきれたりとか、球際行けたりとか、走り負けなかったんですけど、自分は全然そこは出せなかったなっていうのは思いました」と振り返った。

 特に課題として挙げたのが、ビルドアップと守備面。「ビルドアップで何回か引っ掛けたりとか、もっとスムーズに前にプレーできるシーンも多分、何回か、まだ映像見たいんですけど、分かんないですけどあったし、そこはやっぱりこれからも永遠の課題になるかなとも思いましたし、守備で自分の特徴っていうのも逆に出せなかったので、本当に全てにおいてまだまだだなと感じました」と語った。

 一方で、守備ではプレスをかける場面も見せた。ただ、「奪い切って攻撃につなげるっていうシーンが多分なかった」とし、「取り切って攻撃につなげるとか、カウンターストップっていう自分らしいプレーは出せなかったなというのは思いました」と続けた。


 また、試合中の判断や戦術理解についても課題を感じたという。

「今の代表の選手、みんな賢いですし、戦術でどうこうどうこう言っているので、そういう力をつけないと」と語り、「試合中にどれだけ改善できるかがパフォーマンスにも繋がってくると思うので、そこはどんどんつけていきたいと思います」と前を向いた。

 自身が「動きすぎる」ことについては、湘南ベルマーレ時代から指摘されていたという。「余裕がないとやっぱり動きすぎちゃうし、もっとやっぱり代表に絡んでいったら、もっと冷静にプレーできたかなっていうのは思いますし、やっぱり慣れだったり経験っていうのもあるし、でももっと日頃からやっていきたいなとは思います」と話した。

 最後に、常に100パーセントの力で動いてしまうことが課題だと自己分析。「大事なところで出力が出なかったりとか、まだまだ余裕がないなっていうのは、ボール持ってる時だったり、ボール持ってない時もそうですけど、そこはこれからだなっていうのは思います」と語った。

 熊坂の負傷による緊急出場となった田中。本人は厳しく自己評価しながらも、81分までプレー。急な出場にも対応しながら、代表でさらに成長するための課題と向き合った。

(取材:元川悦子、構成・文:編集部)

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【了】

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