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ベネズエラ代表、ありがとう。日本代表相手に本気の姿勢。VARの緊張感もまるで公式戦のようだった

text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表対ベネズエラ代表
【写真:Getty Images】



 サッカー日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2026でベネズエラ代表と対戦し、2-1で勝利した。新たな怪我人が発生するというアクシデントこそあったものの、強度や終盤の緊張感など、ピッチでプレーしている選手とサポーターともに、満足感のある親善試合になったのではないだろうか。



ベネズエラ代表が本気

「日本で1週間練習していることもあって、明らかにウルグアイよりコンディションが良かったですし、球際も激しくて収めるところも収めていて、ミラーゲームだったので非常に難しい展開になりましたけど、最後は勝てて良かったです」

 これはベネズエラ戦後、フラッシュインタビューに応じた久保建英の言葉だ。

 そのコメント通り、ベネズエラの強度はかなり激しかった。データサイト『Sofa Score』によると、デュエル勝率は日本の48%に対し、ベネズエラは52%。タックル数11回、タックル成功率36%は森保ジャパンとまったく同じ数字だ。局面のバトルでは互角以上の戦いをしていたことが分かる。

 だからこそ、後半にFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)メンバーが大量に投入された中でも、両者譲らぬ展開が続いていた。

 また、試合終盤にはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定を巡り、緊張感ある時間帯もあった。鈴木淳之介のファウルによるPKか、久保へのファウルによるPKか…。試合結果を決めうる瞬間だっただけに、視聴者も目を離すことができなかった。

 結果として久保へのファウルが認められ、日本代表にPKが与えられることに。当然、本気で勝ちに来ていたベネズエラのイレブンたちは猛抗議したが、この熱さもどこか親善試合の枠を越え、公式戦の雰囲気を感じさせてくれた。



 日本代表にとって本気の南米勢は鬼門だ。W杯で南米勢に勝利したのは2018年ロシア大会のグループリーグ第1節、コロンビア代表戦のみ。今夏の北中米W杯でもブラジル代表にリードしながら逆転負けを喫していた。

 そうした壁を乗り越える上で、とくに若い選手たちが南米の強度を体感できた事実は大きい。テストマッチながら、最後まで貪欲に勝利を奪いに来たベネズエラには感謝すべきだろう。

 日本代表は10月1日にエクアドル代表と対戦する予定だ。こちらは北中米W杯出場国の一つであり、ベネズエラ戦同様、良いテストマッチになることを期待したい。

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【了】

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