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J1 2026.10.9 08:15

鹿島アントラーズのレオ・セアラ、38試合換算で「48得点」! 中山雅史のJ1歴代最多記録を更新できるか?

text by 編集部 photo by Getty Images
鹿島アントラーズFWレオ・セアラ
鹿島アントラーズでプレーするレオ・セアラ【写真:Getty Images】



 鹿島アントラーズのFWレオ・セアラが、J1リーグで驚異的なペースでゴールを重ねている。今季はここまで7試合に出場して10得点。得点ランキング2位の瀬川祐輔(柏レイソル)に3点差をつけ、早くも独走態勢に入った。2025年のJ1得点王は、今季さらに得点力を高めている。

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更新に必要なのは「1試合0.9点」

 鹿島はここまで8試合を消化しており、チームの試合数で見ると1試合1.25点のペースになる。全38試合を戦う今季、このペースが続けば最終的に約48点に達する計算だ。

 J1のシーズン最多得点記録は、1998年に中山雅史(ジュビロ磐田)が27試合で記録した36点。単純計算では、四半世紀以上破られていない大記録を大きく上回る。

 もっとも、このまま突き進めるほど甘くはない。2025年のレオ・セアラは34試合で21得点、1試合あたり約0.62点だった。残り30試合が2025シーズン並みのペースに戻れば、最終的な得点は約28〜29点にとどまる。それでも得点王争いで有力な数字だが、最多記録には届かない。

 36点を超えるには、残り30試合で27得点、つまり1試合0.9点のペースを維持する必要がある。これは2025年の約1.5倍にあたる。今季はシュート39本で10得点、決定率約26%と精度も際立つが、シーズンを通してこの水準を保てるかが記録への分かれ道になる。



ガンバ大阪戦でさらなる得点量産なるか

 その意味で、9日のガンバ大阪戦は、得点を積み重ねる好機となるかもしれない。

 鍵を握るのは、レオ・セアラの得点の「形」だ。データサイト『Sofascore』によると、今季の10得点はすべてペナルティエリア内から決めたもので、PKによる得点はひとつもない。エリア内のシュート31本で10得点、決定率は約32%に達する。出場時間で見れば、約61分に1点のペースだ。

 対するガンバは、まさにそのエリア内への侵入を多く許している。今季のJ1では、1試合平均3.6回のビッグチャンス(決定機)を相手に与え、被シュートは平均17本、うち12.5本がペナルティエリア内から打たれたものだ。

 空中戦の勝率も41%にとどまっており、今季ヘディングで2得点を挙げているレオ・セアラとの空中戦も注目される。エリア内でのシュート機会を多く与えている点は、鹿島のエースにとって好材料と言えそうだ。

 相性の良さを示すデータもある。2025年5月のパナソニック スタジアム 吹田での対戦では、レオ・セアラが開始9分に挙げた1点が決勝点となった。ガンバは現在16位に沈み、リーグ戦では7試合勝利から遠ざかっている。

 一方の鹿島も第5節から3連敗を喫し、前節の川崎フロンターレ戦を3-3の引き分けで終えた。その試合でも2得点を挙げたエースの一撃が、チームを5試合ぶりの白星に導くか。レオ・セアラが記録更新に向けたペースを保てるのか、注目の一戦だ。

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