【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガ第10節、バルセロナ対レアル・マドリードの試合が現地時間25日に行われる。スペイン紙『La Vanguardia』は23日、伝統の一戦「エル・クラシコ」を前にバルセロナが複数の不安を抱えていると指摘した。圧倒的な攻撃力を誇る一方、守備の不安定さや相次ぐ負傷者が大一番の懸念材料になると分析している。
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クラシコ直前に不安要素が続出
ハンジ・フリック監督率いるバルセロナは、ラ・リーガ開幕から9戦全勝で首位を快走。9試合で39得点、1試合平均4.33得点と驚異的な攻撃力を発揮している。同紙によると、開幕9試合の得点数で上回ったのは1941年のセビージャ(42得点)だけだという。ラミン・ヤマルを中心に、ロドリの加入で中盤も強化され、ボール保持と高い位置での守備が機能している。
しかし、現地時間20日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)に2-4で敗れ、今季公式戦初黒星を喫した。ガラタサライ戦で1失点、ベティス戦で2失点しており、直近3試合では計7失点。同紙は、前線から積極的にプレスをかけ、最終ラインを押し上げる戦術について、相手に最初の守備ラインを突破されると、背後のスペースを利用される危険性があると指摘した。
リーグ戦の失点は9試合で9点にとどまり、同紙も国内での守備を高く評価している。ただ、強豪との対戦ではハイラインの背後を突かれる危険があり、守備陣の選択肢が限られる現状は気がかりだ。
バルセロナはDFエリック・ガルシアが右太ももの負傷で3〜4週間離脱する見込み。DFジュール・クンデも左足首を捻挫しており、23日付のスペイン紙『AS』によると同日のピッチ練習に参加できず、クラシコ出場は極めて厳しい状況だ。さらに、PSG戦で左内転筋を負傷したMFダニ・オルモも約1か月の離脱が見込まれ、欠場が決まっている。
攻撃陣では、リーグ得点ランキング首位のラフィーニャが負傷から復帰したばかり。同紙は、まだ本来のコンディションを取り戻す途上にあるとみている。
フリック監督はPSG戦でロドリら複数選手を入れ替え、負担の軽減を図ったものの、敗戦と負傷者の増加が重なった。
それでも指揮官はPSG戦後、「負けたが、良いプレーも数多くあった」と前向きな姿勢を示した。リーグ戦での勢いを維持できるのか。バルセロナは守備の課題と選手層の不安を抱えながら、宿敵との大一番に臨む。
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