【写真:Getty Images】
2026年のバロンドール授賞式が現地時間26日に英国・ロンドンで行われ、バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルは男子バロンドールで3位となった。昨年の2位から順位を一つ落とし、2年連続で初受賞を逃した。元ブラジル代表FWロナウド氏が保持する史上最年少受賞記録の更新も実現しなかった。
W杯制覇も悲願届かず
今回の男子バロンドールでは、バイエルン・ミュンヘンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが初受賞。2位にはレアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エムバペが入り、ヤマルは3位となった。昨年の授賞式では、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWウスマン・デンベレに次ぐ2位だったが、今回も世界最高の個人賞には届かなかった。
2025/26シーズンのヤマルは、バルセロナで公式戦45試合に出場し、24得点17アシストを記録。ラ・リーガでは16得点12アシストをマークし、チームのリーグ連覇に大きく貢献した。その活躍が評価され、ラ・リーガ年間最優秀選手賞を受賞。さらに、スペイン・スーパー杯も制した一方、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では準々決勝でアトレティコ・マドリードに敗れていた。
また、今夏に開催されたFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)では、スペイン代表の一員として世界一に輝いた。決勝ではアルゼンチン代表を延長戦の末に1-0で下し、2010年大会以来16年ぶり2度目の優勝を達成。ヤマル自身は8試合に出場して1得点を記録し、19歳にしてW杯優勝を経験した。
ヤマルは2023年にバルセロナのトップチームデビューを果たすと、瞬く間に主力へと成長。2024年にはスペイン代表のEURO2024優勝に貢献し、世界最高の若手選手に贈られるコパ・トロフィーを初受賞した。2025年にも同賞を獲得し、史上初となる2年連続受賞を達成。さらに、今回の授賞式でも3年連続3度目の受賞を果たしている。
なお、男子バロンドールの史上最年少受賞記録は、1997年に当時21歳だったロナウド氏が保持している。2001年には元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が22歳で受賞。元アルゼンチン代表FWリオネル・メッシも2009年に22歳で初めて同賞を手にした。
2007年7月13日生まれで現在19歳のヤマルは、今回受賞すれば歴代最年少記録を29年ぶりに塗り替えることになった。しかし、W杯優勝やクラブでの活躍を残しながらも、3位という結果に終わった。20歳で迎える来年の授賞式でも、記録更新の可能性を残すこととなっている。
【男子バロンドール歴代最年少受賞ランキングTOP10】
1位:ロナウド(ブラジル)21歳92日/1997年/インテル
2位:マイケル・オーウェン(イングランド)22歳4日/2001年/リヴァプール
3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン)22歳160日/2009年/バルセロナ
4位:ジョージ・ベスト(北アイルランド)22歳212日/1968年/マンチェスター・ユナイテッド
5位:オレグ・ブロヒン(旧ソ連)23歳55日/1975年/ディナモ・キーウ
6位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)23歳299日/2008年/マンチェスター・ユナイテッド
7位:エウゼビオ(ポルトガル)23歳333日/1965年/ベンフィカ
8位:マルコ・ファン・バステン(オランダ)24歳57日/1988年/ACミラン
9位:ヨハン・クライフ(オランダ)24歳243日/1971年/アヤックス
10位:ルイス・スアレス(スペイン)25歳224日/1960年/バルセロナ
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