韓国代表【写真:Getty Images】
国際親善試合、韓国代表対ベネズエラ代表の試合が2日に行われ、0-0の引き分けに終わった。ベネズエラは4日前の日本代表戦では先制しながら1-2で逆転負けを喫していたが、韓国戦では多くの時間帯で主導権を握った。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は低調な内容を厳しく受け止めており、「答えのない試合内容、希望が見えないサッカー」とチームの現状を嘆いている。
ベネズエラと痛恨ドロー
韓国はソン・フンミン、イ・ガンイン、キム・ミンジェら主力を先発させたものの、攻撃が機能しなかった。前半はシュート1本にとどまり、ベネズエラに背後のスペースを繰り返し突かれる展開に。後半にも相手のシュートがポストを叩き、オフサイドで得点が取り消されるなど、失点していてもおかしくない場面を作られた。『スポーツ朝鮮』は「最悪の拙戦」と厳しく振り返っている。
ベネズエラは9月28日の日本戦ではケビン・ケルシーが先制点を奪ったものの、上田綺世に2得点を許して1-2で敗戦。しかし、それから4日後の韓国戦では一転して主導権を握る時間を増やし、FIFAランキングで上位の韓国を相手に優勢に試合を進めた。韓国メディア『FourFourTwo』も「日本に敗北、韓国を圧倒」と両試合を対比し、韓国が前半にわずか1本しかシュートを放てなかったことなど、低調な攻撃内容を指摘している。
試合の停滞を象徴するような場面もあった。80分に交代したキム・ミンジェは、ロベルト・モレノ監督と言葉を交わした後、ベンチでスパイクを地面に投げつけて苛立ちをあらわにした。同メディアも「満員の観客の応援がむなしく、残ったのはスパイクを投げたキム・ミンジェの苦言だけだった」と伝え、『スポーツ朝鮮』は「怒りのスパイク投擲」と韓国代表の様子を報じている。
モレノ体制は初戦のエクアドル戦を3-0で制したものの、続くウルグアイ戦では1-4で大敗し、今回はベネズエラにも無得点。3試合で1勝1分1敗となった。ウルグアイ戦に続いて攻守の課題を露呈し、日本に敗れた相手にもホームで勝ち切れなかった韓国。新体制の立て直しに向け、厳しい視線が向けられている。
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