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韓国代表MFファン・インボム、韓国サッカー界の混乱に涙「助けてくれる人がいない」 長年変わらない現状に「身体も心もつらい」

text by 編集部 photo by Getty Images
韓国代表MFファン・インボム

韓国代表MFファン・インボム【写真:Getty Images】



 国際親善試合、韓国代表対ベネズエラ代表が10月2日に行われ、0-0の引き分けに終わった。韓国メディア『聯合ニュース』は試合後、MFファン・インボムが取材対応中に韓国サッカーの現状について語りながら涙ぐんだと報道。協会会長が不在で代表監督も暫定体制となっている状況に触れ、「助けてくれる人がいない」と苦しい胸中を明かした。



韓国サッカー界の混乱に涙「助けてくれる人がいない」


 ファン・インボムは負傷の影響もあり、ロベルト・モレノ暫定監督の下では今回が初出場。先発して80分間プレーした。試合後には「身体もつらいし、心もつらい」と切り出し、「代表生活は9年目くらいになるが、その頃から今まで、サッカーを含めて変わらなければならない部分が多くあるのに、うまく変わっていないように思う」と語った。

 さらに「韓国サッカーが良い方向に発展してほしいが、それができていないように感じ、責任も感じている」と吐露。選手たちだけでは乗り越えることが難しい問題に、どのような助けが必要なのかと問われると、「まず、助けてくれる人がいない」と答えた。

 ファン・インボムは、協会会長が不在で代表監督も暫定体制となっている状況に触れ、「誰が助けてくれるのかという疑問も多い」としたうえで、「問題がはっきり見えている状況は多いのに、誰も前に出ることができず、出る人もいない」と訴えた。

 さらに「ピッチの中でやるべきことは当然やらなければならないが、それ以外については答えを見つけられていない」と話し、涙ぐんだという。



 また、試合後にDFキム・ミンジェがチームの戦いぶりへ不満を示し、交代後にはベンチでスパイクを地面に叩きつける姿も見られた。ファン・インボムは「後ろで守備陣が本当によくやってくれた。ミンジェの立場ではかなりもどかしかったと思う」と理解を示し、「自分を含め、前の選手たちがもう少し奮起しなければならない」と自身にも責任を向けている。

 韓国メディア『SPOTV News』も、ファン・インボムが取材対応中に目を潤ませた様子を大きく取り上げた。ベネズエラ戦の結果だけではなく、長年代表でプレーするなかで積み重なった問題への苦悩を口にしたファン・インボム。韓国は6日にウズベキスタン代表と対戦するが、ピッチ上だけでは解決できない問題にまで選手自身が言及する状況となっている。

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