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AFC、2030年からネーションズリーグ導入へ? W杯予選の方式が大きく変化する可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表
サッカー日本代表【写真:Getty Images】



 アジアサッカー連盟(AFC)が、2030年から「AFCネーションズリーグ」を導入する計画を進めているようだ。米『ESPN』が4日に報じている。



AFC、2030年からネーションズリーグ導を本格検討

 AFCは2025年12月、新たなネーションズリーグの導入を検討していることを発表。『ESPN』によると、AFCは10月6日に各協会へ提示する予定の資料の中で、2030年から隔年で開催する新大会の具体的な案を示すという。

 新たなネーションズリーグでは、AFC加盟国を3つのカテゴリーに分ける。第1カテゴリーと第2カテゴリーはそれぞれ18か国、第3カテゴリーは11か国を3グループに分ける方式が想定されている。AFCが検討している案では、このネーションズリーグをW杯予選やアジアカップ予選と組み合わせる形が示されている。

 W杯予選と組み合わせる場合は、各国がホーム6試合、アウェイ6試合の計12試合を戦う予定。第1カテゴリーの上位6か国が自動的にW杯出場権を獲得し、7位から10位の4か国はプレーオフに進出する。

 このプレーオフは総当たり方式で行われ、上位2か国が残る2つのW杯出場枠を獲得。3位の国は大陸間プレーオフへ回ることになるという。

 2026年W杯アジア最終予選では、最終予選に進出した18か国を6か国ずつ3グループに分け、各組上位2か国が自動的に本大会出場権を獲得。さらに、各組で出場権を得られなかった国のうち成績上位の4か国がプレーオフに進み、W杯出場権を争う方式だった。


 一方、アジアカップ予選と組み合わせる場合は、各国がホーム3試合、アウェイ3試合の計6試合を戦う。第1カテゴリーの全18か国に加え、第2カテゴリーの上位6か国がアジアカップ出場権を獲得する案が示されているという。

 また、W杯予選、アジアカップ予選のいずれと組み合わせる場合でも、第1カテゴリーの上位8か国は決勝トーナメントへ進出。ホーム&アウェイ方式の準々決勝を経て、準決勝と決勝は集中開催で行われ、大会王者を決める。

 カテゴリー間では自動昇格・降格も導入される予定で、各カテゴリーの上位2か国と下位2か国が入れ替わる。さらに、上位カテゴリーの下位から3~6位に入った4か国と、下位カテゴリーの上位から3~6位に入った4か国によるプレーオフも行われるという。

 地域・ゾーンによるグループ分けは行わない方針。AFCは、各地域・ゾーンで加盟国数に差があることや、競技レベルに開きがあることを理由として挙げている。抽選時にはポット分けを行い、各国の対戦相手が偏らないようアルゴリズムを用いて組み合わせる案が検討されている。

 また、W杯やアジアカップの予選とは切り離した独立大会として開催する案については、コストや確保できる試合日程の問題から見送られたという。

 正式導入に先立ち、2028~29年には試験的な大会を開催する計画もある。この大会ではFIFAランキングではなく、直前の予選結果を基に各国をカテゴリーへ振り分けることで、初回大会から各国に公平な機会を与えることを目指す。

 アジアの代表チームにとって、W杯やアジアカップへの出場権争いとネーションズリーグが一体化することになれば、代表戦の構造そのものが大きく変わる可能性がある。今後、AFCが各協会に提示する正式案の内容が注目される。

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