【写真:Getty Images】
韓国代表は6日、国際親善試合でウズベキスタン代表に2-0で勝利した。しかし試合後、DFキム・ミンジェ、MFファン・インボム、FWファン・ヒチャンの1996年生まれの主力3人を巡って、代表引退の可能性が浮上した。韓国紙『スポーツ朝鮮』は7日、3人が一部のチームメートに引退の意思を伝えていたことは事実だと報道。ただし正式に表明したわけではなく、具体的な時期や方法も決まっていなかったとしている。
主力3人が“代表引退”を検討か
ウズベキスタン戦後には、ファン・インボムがピッチで涙を流し、キム・ミンジェ、ファン・ヒチャンとともに無人となったピッチで抱き合い、写真を撮る姿も確認されたという。その後、ファン・インボムは11月の代表活動について「出場するかどうかは監督が選ぶ問題」と説明。3人は試合後に韓国サッカー協会の幹部とも話し合ったとされ、同紙は騒動について「いったん収まったようだ」と伝えた。
それでも『スポーツ朝鮮』は、「今回の問題の核心は彼らが引退するかどうかではない」と指摘している。3人はいずれも1996年生まれで30歳。欧州と韓国を往復する負担は大きいものの、同紙はまだ代表で十分にプレーできる年齢だとして、「なぜ代表引退を考えたのか」に目を向ける必要があると論じた。
その兆候は以前からあった。2日のベネズエラ戦後、ファン・インボムは韓国サッカー協会を巡る騒動について「身体もつらいし、心もつらい」と胸中を明かし、代表について「変わらなければならないことが多いのに、うまく変わっていない」と発言。さらに「問題がはっきり見えているのに、誰も助けてくれる人がいない状況」と訴えていた。キム・ミンジェも「まずチームが一つになることが重要」と語り、個人ではなく全員が一緒に戦う必要性を強調している。
同紙はさらに、ソン・フンミンやイ・ジェソンらベテラン勢と“1996年組”や若手の間に距離があるとの話が以前から出ていたと伝えた。過去にも選手間を巡る騒動が相次いだとして、「事実上、内部の統率力が崩壊したと言っても過言ではない」と厳しく指摘している。
協会トップが退き、指揮官も交代した韓国代表だが、不振や内部を巡る問題は収まっていない。『スポーツ朝鮮』は、これまで比較的沈黙してきた“96年組”が声を上げたことを重く受け止め、「今回の引退騒動は単なるハプニングとして終わらない」と警鐘を鳴らした。主力3人の去就以上に、彼らが代表引退まで考えるに至った背景が韓国サッカーにとって大きな問題となっている。
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