なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は現地時間13日、国際親善試合でドイツ女子代表と対戦し、1-2の敗北を喫した。この2試合では、両サイドバックが不足していることが露呈したと言える。このままだと、本職のSBが出ない深刻な問題になりかねない。
なでしこジャパン、怪我人続出で本職の選手を起用できず
今回の欧州遠征では、マンチェスター・シティの清水梨紗が怪我で離脱しており招集外。
また、左右のSBで起用できる守屋都弥も招集されていたが、ドイツ戦を前に離脱が発表された。
守屋が離脱となったが、欧州遠征のため、国内組から招集するのは厳しく、MFの角田楓佳が追加招集されており、ドイツ戦を前に右SBが不足。
白垣うの、高橋はな、石川璃音もSBとしてプレーできるが、左ウィングでの起用が濃厚だったドイツのクララ・ビュールの対策としては、スピードのある山本柚月の起用は得策だった。
しかし、山本はもともと攻撃的な選手であり、所属するデンバー・サミットでもウィングで起用されている。
右SBは、清水が怪我、守屋の離脱で、本職の選手を2試合を通して起用できずにいた。
なでしこジャパンに入るような右SBがいないというのも深刻な状況だ。
左SBも古賀塔子や千葉玲海菜がプレーできるものの、本職は北川ひかるのみ。
北川に代わる選手がおらず、相変わらず大きな負担がのしかかる。
FIFA女子ワールドカップまで時間がない中、新たな両SBの発掘が急務となる。
右は、清水と守屋がいない場合や次世代の選手、左は北川のバックアップ並びに次世代のSBが必要だ。
左のウィングも強化が必要になるが、次のブラジル戦では、新たなSBを招集する必要があるだろう。
左サイドバックで挙げるなら、フェイエノールトのDF佐々木里緒。
クラブで欧州カップ戦も経験しており、22歳と若く左利きという点では貴重な選手だ。
また、本職ではないものの、左のウィングバックでもプレーできる桑原藍は、アジア競技大会でそのポテンシャルの高さを発揮しており、ブラジル戦でも試す価値がある。
さらに、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)に出場しているフランスの強豪パリFCに所属する石坂咲樹ももともと攻撃的な選手であるが、WEリーグ時代からSBとしてのポテンシャルの高さを秘めていた。
石坂に関しては、パリFCでのポジション奪取が先になるだろう。
右SBでは、守屋の離脱で追加招集されなかったが、ウェストハムのDF遠藤優も候補に挙がる。
このポジションは、清水と守屋が復帰すれば解決するが、左右のSBで起用できる25歳の浜田芽来も挙げられる。
ただ、浜田ももともと攻撃的な選手であるため、そうなるとU-20女子W杯に出場し、CBとしても起用できる青木夕菜が適任かもしれない。
次世代という意味でも、ブラジル戦での青木の招集はありだ。
次のブラジル戦では、新たなSBの発掘が必要となるだろう。
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