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今季のプレミアはアウェイが有利!? 要因には中堅クラブの躍進あり

text by 編集部 photo by Getty Images

今季のプレミアはアウェイが有利!? 要因には中堅クラブの躍進あり
アウェイで全勝のウェスト・ハム【写真:Getty Images】

 一般的に、サッカーの試合では「ホームチームが有利」とよく言われるが、今季のプレミアリーグに限ってはその定説は当てはまらないようだ。

 大手データサイト『opta』は28日、今季のプレミアリーグのホームチームとアウェイチームの勝利数を算出。第7節途中時点でアウェイチームが25勝となり、ホームチームの24勝を上回っている。

 同日に行われたウェスト・ブロムウィッチ対エバートンの一戦は、アウェイのエバートンが3-2で勝利したため、アウェイチームの勝利数が「26」になったことになる。

 昨季の第7節までの数字を見てみると、ホームチームは27勝、アウェイチームは20勝、引き分けは20試合となっており、ホームチームが勝ち越している。

 その要因のひとつは、中堅クラブの躍進にあるかもしれない。昨季15位のウェスト・ハムは、アーセナル、マンチェスター・シティ、リバプールとのアウェイ戦で全勝。クリスタル・パレスはアウェイで4試合3勝1敗、エバートンは4試合2勝2分と奮闘している。

 一方、昨季はホームで15勝4分無敗だったチェルシーはここまで1勝1分1敗と苦戦しており、アーセナルも同じく1勝1分1敗と、ビッグクラブがホームで結果を出し切れていないことも要因のひとつだ。

 今季のプレミアリーグは、アウェイチームの活躍に期待して観てみるのも面白いかもしれない。

【了】

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