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本田、ライバルの活躍で立場はさらに危うく…モチベーション維持し安定感をアピールへ

ミラン、退場者出し完敗…本田も出番なし

本田圭佑
開幕2試合連続で出番のなかった本田圭佑【写真:Getty Images】

 4-2。退場者を2人出した末に4点を喫し、ナポリに敗れたミラン。ただ、内容は必ずしも悪くなく、むしろ2点のビハインドから攻めに行き、一度は同点に追いついた。

 そして、その2得点に絡んでいたのが4-3-3の右ウイングとして出場していたスソだ。エムバイエ・ニアンに展開してゴールに繋げるだけでなく、エリア手前のこぼれ球を拾って豪快なミドルシュートを叩き込む。

 その他にも後方をカバーしつつ、ナポリのプレスをかいくぐってパスをつなげたり、またドリブルでボールを運んだりと、チームプレーにも献身的に貢献していた。

 「ジェノアでの半年間は役に立った。自分はミランにプレーする資格のある人間であることを証明したかった」。試合後、彼は地元TVのインタビューに対してそう語っていた。

 スソに90分間こういうプレーをされると、やはり本田としては厳しいものになる。実は本田は、ミランがホセ・マリア・カジェホンのチーム3点目となるゴール直後の30分にアップを命じられている。

 だがその直後、ユライ・クツカが2枚目のイエローカードを喰らって退場。一人足りなくなり、しかも点を追いたい状況ではストライカータイプを入れたほうが理に叶う。最後に残っていた交代カードを、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はジャンルカ・ラパドゥーラに切った。

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