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ユーベDFが1月にバルサへ? 後釜は監督の元教え子か

text by 編集部 photo by Getty Images

マッティア・デ・シリオ
マッティア・デ・シリオ【写真:Getty Images】

 ユベントスはこの冬にDFシュテファン・リヒトシュタイナーを手放す可能性が高まっており、これに伴い、イタリア王者が再びミランDFマッティア・デ・シリオの獲得に動くようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が10日に伝えている。

 スイス代表のサイドバックは、今シーズンいっぱいでユベントスとの契約が満了する。今年夏の市場でも移籍の噂が頻繁に出ていたが、取引は実現しなかった。するとユベントスは、チャンピオンズリーグの登録メンバーからリヒトシュタイナーを外し、クラブと選手の関係は悪化している様子だ。

 同選手に対しては、イタリア国内でインテルが関心を示しているが、現在移籍先の最有力と考えられているのはバルセロナだ。ルイス・エンリケ監督は、DFアレイシ・ビダルを戦力と考えておらず、遅かれ早かれ放出することになるだろう。その後釜としてベテラン・サイドバックを迎える準備があると思われる。

 一方、リヒトシュタイナーを手放す予定のユベントスは、以前からマッシミリアーノ・アッレグリ監督が獲得をリクエストしていると言われるデ・シリオに熱い視線を送っているようだ。

 ミランの下部組織で育ったデ・シリオは現在24歳。2012年4月にセリエAデビューを飾っているが、当時ミランを率いていたのが現ユベントス指揮官だ。現行契約が2018年までとなっていることもあり、昨シーズンから2人の再会が取りざたされていた。

 今シーズンのミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、近年伸び悩んでいた印象のデ・シリオを積極的に使っているが、現時点で選手に契約延長の意思はないと報じられている。そのため、ユベントスに獲得のチャンスがあるという見方が可能だ。

 いずれにしても、リヒトシュタイナーとの関係が終わりそうなユベントスは、新しいサイドバックを探していることだろう。

【了】

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