【日本 4-0 タイ 2018年ロシアW杯アジア最終予選】

　日本代表は28日、ロシアW杯アジア最終予選でタイ代表と対戦し、4-0の勝利を収めた。

　4点を奪って勝利を収めたチームの中でも、FW久保裕也は特に活躍が目を引いた選手だった。後半にチームの3点目となるゴールを自ら記録したのに加え、前半には香川真司と岡崎慎司の2ゴールをアシスト。予選突破を大きく引き寄せる勝ち点3の立役者となった。

　久保は自身のプレーについて、「とにかく仕掛けようと思っていた」と積極的な意識で試合に臨んでいたことを強調。その上で、アシストに繋がったクロスも自らのゴールとなったシュートも「冷静に、落ち着いて打てた。それが良かったと思います」とコメントした。

　UAE戦に続いての2試合連続ゴールを挙げ、日本代表で急速に存在感を強めているが、「チームが勝てたのが一番良かった」と謙虚な姿勢は崩さない。「もっともっと活躍していかないと。このまま勝ち続けられるようにチームで頑張っていきたいと思います」とさらなる躍進への意気込みを見せた。

【了】