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ドルト、トゥヘル監督と関係悪化で後任探しか? シメオネやブンデス最年少監督も候補に

text by 編集部 photo by Getty Images

トゥヘル
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 ドルトムントはトーマス・トゥヘル監督の後任として複数の人物をリストアップしているようだ。9日付けのドイツの複数のメディアが報じている。

 先日、独メディア『南ドイツ新聞』はトゥヘル監督とハンス=ヨハヒム・ヴァツケCEOとの間に内紛が勃発していると報じた。事の発端は、トゥヘル監督がバス爆発事件直後にチャンピオンズリーグ(CL)モナコ戦の試合が組まれたことに不満を持ち、それ以来両者の間に溝が出来てしまったことだという。

 そんな状況の中、独紙『ビルト』はドルトムントがフランス・リーグアンのニースを率いるルシアン・ファブレ監督とコンタクトを取ったと伝えている。しかしドルトムントとファブレ氏の双方がこの報道を否定している。

 また独メディア『Sport1』ではアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督の名前を挙げている。しかし47歳のアルゼンチン人指揮官はクラブとの契約を2018年まで残し、現役時代プレーしていたインテルも興味を持っていると伝えられていることから、就任の可能性は低いようだ。

 さらに独メディア『フースバルニュース』は現在ホッフェンハイムで指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督がドルトムントのリストに挙がっていると伝えているが、29歳のブンデス最年少監督は既にもう1年間ホッフェンハイムに残留することを明言している。

 先日、独紙『キッカー』はドルトムントが日本代表MF香川真司と契約延長に向けた交渉を行っていると報じた。トゥヘル監督の去就次第では来季以降の香川の将来も変わってくるかもしれない。

【了】

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