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「故意の警告で累積消化」は許されず…レアルSB、PSG戦出場停止が確定

text by 編集部 photo by Getty Images

ダニエル・カルバハル
レアル・マドリーのダニエル・カルバハル【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのスペイン代表DFダニエル・カルバハルは、意図的にイエローカードを受けることで累積警告を消化しようとしたとして、欧州サッカー連盟(UEFA)から追加の出場停止処分を受けた。スペイン紙『アス』などが伝えている。

 カルバハルは、昨年11月21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節、APOEL戦で終了間際に遅延行為でイエローカードを受けた。これにより同大会で受けた警告は3回となり、12月6日に行われたグループ最終節のボルシア・ドルトムント戦は累積警告で出場停止となった。

 だがAPOEL戦で受けたイエローカードは、決勝トーナメントに向けて警告数を「クリア」するための意図的な行為なのではないかとみなされた。すでにグループ突破を決めていたマドリーにとって、ドルトムント戦は消化試合だったためだ。UEFAはこの一件について調査を行っていた。

 12月7日にはカルバハルに対し、累積警告とは別に追加で1試合の出場停止とする処分が言い渡された。マドリーは異議申し立てを行っていたが棄却され、処分が確定。これによりカルバハルは、今月14日にマドリーのホームで行われる決勝トーナメント1回戦1stレグのパリ・サンジェルマン戦を欠場することになる。

【了】

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