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南野拓実は途中出場も不発。マルセイユが激闘を制しEL決勝進出

text by 編集部 photo by Getty Images

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ザルツブルク対マルセイユ【写真:Getty Images】

【ザルツブルク 2-1(2-3) マルセイユ ヨーロッパリーグリーグ(EL)準決勝2ndレグ】

 現地時間3日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグが行われマルセイユはザルツブルクと対戦した。試合はアウェイのマルセイユが2-1で敗れるも2試合合計3-2で決勝進出を決めた。マルセイユに所属する日本代表のDF酒井宏樹はベンチ外、ザルツブルクのFW南野拓実は84分から出場も無得点に終わった。

 1stレグは敵地で2失点で敗れたザルツブルクは立ち上がりから攻め込むも得点を挙げられず。中盤以降はマルセイユもザルツブルク陣内でボールを回し得点のチャンスを伺うも得点を奪うことは出来ず。

 試合は後半に入り動きを見せる。53分、ザルツブルクのハイダラが中盤でボールを受けるとドリブルでペナルティーエリア内に入り込み右足でシュート、これがゴール左に決まる。勢いに乗るザルツブルクは猛攻を仕掛けると65分に相手のオウンゴールでリードを2点に広げる。

 この時点で2試合合計2-2となりザルツブルクも84分に南野を投入し決勝点を取りにでる。しかしその後は両チームとも得点を挙げる事が出来ず試合は延長戦へ持ち込まれる。

 延長に入り最初にチャンスを迎えたのはザルツブルグ。99分にCKから決定的なチャンスもチャレタカーのヘディングシュートは相手GKの好セーブに合いゴールならず。102分には南野のスルーパスを受けたダブールが左足のシュートを打つもボールは枠を捉えきれず。そして決勝ゴールは116分に生まれる。右CKをフォンセカが右足で合わせマルセイユが勝ち越しに成功する。

 このまま試合は終了、マルセイユは1-2と敗れるも2試合合計3-2で決勝進出を決めた。

【得点者】
53分 1-0 ハイダラ(ザルツブルク)
65分 2-0 オウンゴール(マルセイユ)
116分 2-1 フォンセカ(マルセイユ)

【了】

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