現地時間24日にカラバオ・カップ（イングランド・リーグ杯）決勝が行われ、PK戦の末にマンチェスター・シティがチェルシーを下して優勝を飾った。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては、キャリア通算25個目のタイトル獲得となった。

　試合は0-0のまま前後半を終え、延長戦でもゴールは決まらず。PK戦までもつれ込み、最後は4-3でシティに軍配が上がった。シティは昨年に続いて同大会2連覇となる。

　グアルディオラ監督にとっては、昨季のプレミアリーグ優勝と今季のコミュニティー・シールドを含めてシティで4個目のタイトル。バルセロナでの14個、バイエルン・ミュンヘンでの7個と合わせ、監督キャリアで獲得したタイトル数は合計25となった。

　スペイン紙『アス』などによれば、タイトル25個という数字はマンチェスター・ユナイテッド前監督のジョゼ・モウリーニョ氏と並んで世界のサッカー界で歴代6位タイとなる記録。モウリーニョ氏はこれまで約18年の監督キャリアを歩んできたが、グアルディオラ監督は2008年のバルサ監督就任から11年弱で同数のタイトルを獲得している。

　歴代1位は元ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏で、通算48のタイトルを獲得。ルーマニアのミルチェア・ルチェスク氏が32個、ウクライナのバレリー・ロバノフスキ氏が30個で続いている。

　プレミアリーグでも首位を争い、チャンピオンズリーグとFAカップでも勝ち進んでいるシティには、今季4冠の可能性も残されている。4冠を達成すればグアルディオラ監督はブラジルのルイス・フェリペ・スコラーリ氏（27個）とスコットランドのジョック・ステイン氏（26個）を上回り、今季中にタイトル数歴代単独4位にまで浮上することが可能だ。

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