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38歳元ブラジル代表GKが今季で現役引退…第二の人生は“牧師兼代理人”に

text by 編集部 photo by Getty Images

エウレーリョ・ゴメス
ワトフォードのエウレーリョ・ゴメス【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのワトフォードに在籍する元ブラジル代表GKエウレーリョ・ゴメスは、今季限りで現役を引退し、その後は「牧師と代理人」としての活動を行っていく意向を明らかにした。地元紙『ワトフォード・オブザーバー』が伝えている。

 ブラジル代表として2010年ワールドカップのメンバーにも選ばれたゴメスは現在38歳。過去にPSVやトッテナムなどでプレーしたあと、2014年からワトフォードに在籍している。昨季まではレギュラーとしてプレーしていたが、今季はカップ戦での出場のみにとどまっている。

「今季が最後のシーズンになることを99%決めている」とゴメスは、心変わりがない限りは今季限りで現役生活を終えることを表明。「ブラジルかオランダでキャリアを終えることを考えていたが、そういう時期は過ぎたと思う。おそらくここで終えることになるだろう」と述べた。

 その上で、「牧師になるように神様からの呼びかけを受けた。おそらく牧師になると思う」とゴメスは今後の見通しを語っている。「ピッチからは離れるがサッカーには関わっていく」とも述べ、代理人としての仕事にも意欲を見せている。

「(ブラジルの)選手たちを助けて、欧州のクラブに行くべき選手たちを連れてくるようにしたい。ドイツでもオランダでもプレーしたし、ここでも長くプレーしたので、クラブがどういう選手を必要としているかは分かる。適切な選手を連れてきたい」とゴメスは代理人業の見通しについて語った。

【了】

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