ブラジルサッカー連盟（CBF）は現地時間の6日、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するFWネイマールのコパ・アメリカ（南米選手権）欠場を発表した。

　ブラジル代表は現地時間の5日に行われた国際親善試合で日本代表と同じくコパ・アメリカに臨むカタール代表に2-0の勝利を収めた。この試合では前半16分にFWリシャルリソンが先制ゴールを叩き込むと、24分にもFWガブリエル・ジェズスが決め2得点を奪っている。

　だが先制点後の21分、ネイマールが相手のタックルにより右足を負傷。そのままFWエヴェルトンと交代を余儀なくされた。その後、ネイマールはスタッフに抱えられながら、ピッチを後にした。ロッカールームに帰っていくネイマールの目には涙が溢れていた。

　ネイマールは当初、先月15日にパリで婦女暴行事件を起こした疑いがあるとして訴えられた問題が大きな騒動を引き起こし、CBFのフランシスコ・ノベレット副会長がネイマールはこの影響によりコパ・アメリカの参加辞退を発表する準備をしているという報道がされていた。

　婦女暴行事件疑惑に加え、ケガ、さらにコパ・アメリカ離脱とまさに踏んだり蹴ったりの状態だ。

　なお、ホスト国のブラジル代表は現地時間の14日、ボリビアとのコパ・アメリカ初戦を迎える。

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