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「南野拓実は次のスターになれるか?」 リバプールでのブレークの可能性に英紙が注目

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

 1月にリバプールに加入した日本代表MF南野拓実は、いよいよ本格的にプレミアリーグでの活躍を見せ始めることができるかもしれない。英紙『デイリー・メール』は8月31日付記事で南野について特集し、2020/21シーズンに向けた期待を示している。

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 1年目のシーズンはチームが悲願のプレミアリーグ優勝を飾る中で限られた出場機会しか得ることができなかった南野。だが先週末には新シーズンの初戦となるコミュニティ・シールドのアーセナル戦で交代出場からついに移籍後初ゴールを挙げた。

『デイリー・メール』は「南野拓実はリバプールで次にブレークするスターになれるか?」と題した記事で、1月の加入からこれまでの経緯を振り返るとともに、大きな飛躍を遂げる兆候が見え始めたことに注目している。

 最初の半年には十分な出場機会を与えられなかったが、これはユルゲン・クロップ監督がこれまでにも用いてきた手法。MFファビーニョやDFアンディ・ロバートソンも加入後すぐにレギュラーに定着したわけではなかったが現在では主力となっており、南野にも同様に時間をかけてチームに馴染ませるやり方が取られたのではないかとみられている。

 交代出場から初ゴールを決めたアーセナル戦については、「南野の投入は遅すぎたかもしれない」とも論評。「日本人スター選手がもっと長くピッチにいたとすれば、すでに疲れていたアーセナルがもう一度崩れることになった可能性は高い」と述べている。

 南野が主にバックアップを務めると予想されるロベルト・フィルミーノは絶対的な存在ではあるが、「南野がいる今、クロップはフィルミーノにもっと休ませる時間を与えることは確実」と南野の出場機会増加を予想。「南野の適応過程はほぼ完了した。今季のサプライズになれるかもしれない」と英紙は見通しを示した。

【了】

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