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サッカー日本代表にとって、ただの消化試合ではなく…

　サッカー日本代表は25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）でサウジアラビア代表と対戦する。すでに日本代表はW杯出場を決めているが、W杯優勝という次の大きな目標へ向けて動き出しているため、ただの消化試合にはならないと米メディア『ESPN』が24日に予想した。

　日本代表は3次予選でオーストラリア代表やサウジアラビア代表、バーレーン代表などと同組のグループCに入ったことで厳しい戦いになることが予想されていた。しかし、初戦から中国代表を7-0で下す大勝でスタートすると、その後も複数得点を記録する試合を何度も演じて、圧倒的な強さで首位独走を果たしている。そして、前節のバーレーン戦で2-0の勝利を収め、日本代表が開催国以外での史上最速のW杯出場を決めた。

　そのため、残り3試合は日本代表にとって消化試合になるため気の緩みが生じるとの見方もある。しかし、同メディアは「日本はすでに2026年のW杯出場権を確保しているため、アジア最終予選の残り3試合、特に火曜日のサウジアラビア戦はあまり意味がないように思えるかもしれない。だが、新しい戦術を試したり、既存のプレーを磨いたり、経験の浅い選手にチャンスを与えたりする機会は十分にある。また、日本の結果がグループCの2つ目の自動出場枠の行方や、4次予選に進むチームを左右する可能性があることを考えれば、これまで通り全力で戦う責任もある。それでも、今回の試合が消化試合とは決して言えない最大の理由は何か？それは、この戦いがすでに次の大きな目標であるW杯優勝へ向けたスタートとなるからだ」とし、いつも通り集中して戦うと予想している。

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