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最も若かったのは? サッカー日本代表、スタメン平均年齢ランキング4位。23.7歳! 3年ぶり4回目の優勝に!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 これまで、サッカー日本代表では若きニュースターが最年少出場記録を打ち立ててきた。どんどん若い世代が台頭してくる現代のサッカー界だが、チーム全体に目を移すと、先発イレブン自体が若い選手たちで構成されたケースもある。今回は、日本代表の歴代スタメン平均年齢ランキングを紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。ランキングは2000年以降に限定。平均年齢が並んだ場合の順位はサイトに準拠

4位

スタメン平均年齢4位

試合:日本対ボリビア(キリンカップサッカー2000)
開催日:2000年6月18日
先発イレブン平均年齢:23.7歳
当時監督:フィリップ・トルシエ

 今回のランキングでは、フィリップ・トルシエ監督が若手を積極的に起用してきた実績が浮き彫りとなっている。日本代表の歴代スタメン平均年齢ランキングでトップ3目前の4位となったのもトルシエジャパンで、先発イレブンの平均年齢が「23.7歳」を記録した2000年6月18日のボリビア代表戦がランクインしている。

 スロバキア代表とボリビア代表が参加したキリンカップサッカー2000において、トルシエ監督はこれまで通り若手プレイヤーに対する信頼をあらためて示した。

 ボリビア代表との試合では、当時20歳の中田浩二と稲本潤一を先発に抜擢。中村俊輔(21歳)や柳沢敦(23歳)といった攻撃のキープレイヤーもまだ20代前半であり、三浦淳寛(25歳)や望月重良(26歳)ら“中堅”が脇を固めた。

 この試合でインパクトを残したのは柳沢だった。前半立ち上がりには三浦の鋭く落ちるフリーキックに左足で合わせて先制弾をマークすると、ハーフタイム前にも追加点をゲット。「決定力不足」という言葉がつきまとっていた当時のトルシエジャパンに福音をもたらすようなプレーを披露し、2-0で勝利を収めたチームに大きく貢献した。

 キリンカップが代表チームによって争われる形式になってから、3年ぶり4回目の優勝を果たしたトルシエジャパン。若い力の芽生えを確かに感じられた2000年を経て、物語は日本中が熱狂の渦に包まれたFIFAワールドカップ(W杯)日韓2002につながっていく。

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【了】

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