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最も若かったのは? サッカー日本代表、スタメン平均年齢ランキング2位。久保建英は18歳! 南米の強豪たちに挑む

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 これまで、サッカー日本代表では若きニュースターが最年少出場記録を打ち立ててきた。どんどん若い世代が台頭してくる現代のサッカー界だが、チーム全体に目を移すと、先発イレブン自体が若い選手たちで構成されたケースもある。今回は、日本代表の歴代スタメン平均年齢ランキングを紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。ランキングは2000年以降に限定。平均年齢が並んだ場合の順位はサイトに準拠

2位

スタメン平均年齢2位

試合:日本対チリ(コパ・アメリカ2019 第1節)
開催日:2019年6月18日
先発イレブン平均年齢:22.0歳
当時監督:森保一

 日本代表の歴代イレブン平均年齢最年少ランキングで2位となったのは、2019年6月18日に行われたチリ代表戦だ。日本代表は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)所属のナショナルチームが出場するコパ・アメリカに招待国枠で参加。森保一監督が初戦のチリ代表戦にぶつけた先発イレブンの平均年齢は「22.0歳」という若さだった。

 日本代表はウルグアイ代表、チリ代表、エクアドル代表とともにグループCに入った。南米を代表する強豪国と対戦できる貴重な大会に、森保ジャパンは東京オリンピック(五輪)世代を中心としたメンバーで挑むことに。レアル・マドリード(スペイン)への移籍が内定した当時18歳の久保建英、法政大学の上田綺世(20歳)といった、現・森保ジャパンの中核を担っている選手たちが大会初戦のピッチに立った。特に守備陣の若さは必見。守護神は19歳の大迫敬介が務め、4バックのうち3枠は20歳の冨安健洋、杉岡大暉、原輝綺が占めていた。

 若さあふれる森保ジャパンは、老獪なチリ代表に苦戦。世界基準を知るアレクシス・サンチェスやアルトゥーロ・ビダルといった面々から厳しい“授業”を受けることになった。経験の浅い守備陣は強力なアタッカーたちを抑えきれず、大量4失点。久保や上田らを擁する攻撃陣も沈黙し、大会初戦を0-4で落とした。

 だが、先発イレブンのうち6名が後に森保ジャパンの中心選手へと成長を遂げた点を踏まえると、チリ代表戦の4失点大敗も意味があったと思える。森保監督の勇気ある人選が、現在の“最強・日本代表”の誕生につながったのだ。

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【了】

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