海外日本人選手 最新ニュース

【写真:Getty Images】
上田綺世を外すべき?
オランダ・エールディヴィジ第28節、AZアルクマール対フェイエノールトの試合が5日に行われた。試合は1-0でフェイエノールトが勝利している。フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世は先発出場し、76分までプレーした。オランダメディア『Feyenoord Pings』が8日に上田について報じている。
上田は3月20日に行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)の第7節のバーレーン代表戦にスタメン出場し、86分に途中交代。その後、右足首の捻挫により、第8節のサウジアラビア代表戦を前に離脱していた。
2日のフローニンゲン戦では、60分から途中出場し怪我から復帰。迎えたAZ戦では、ライバルのFWフリアン・カランサに代わって先発出場を果たしている。
同メディアは、「オウンゴールのおかげで辛くも勝利した。日本代表ストライカーはゴールを決めることができていない」と前置きし、上田について厳しい評価を下した。
「上田には少し飽きてきた。(ゴールを決めた)トゥエンテ戦では非常に良かったが、それ以降は何も見せていない。AZ戦でも同じだった。彼は常にボールを保持しようとする。ボールをキープしている限り、それは悪いことではない。しかし、いつもキープできるわけではないだろう。この試合でも、相手DFは上田からボールを奪い続けた。そのようなストライカーからは何も得られない」
また、フェイエノールトのストライカー問題についても言及しており、「カランサが出場すべきだ。もっと上手くやれるし、もっと良いプレーを期待できる。来季、ファン・ペルシ監督の下で上田が先発出場できるかどうか気になる。先発に値するだろうか。彼はいつもがっかりさせる」と、上田とポジションを争うカランサを起用すべきだと主張している。
オランダメディア『Voetbal International』は2日に、フェイエノールトが今夏の移籍市場でトルコ・スュペル・リグのギョズテペSKに所属するFWホムル・カルドーソ獲得に向けて動いていることを報じた。仮に、今夏の移籍市場で新ストライカー獲得にクラブが動いた場合、上田の強力なライバルとなるかもしれない。
【関連記事】えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】