UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

【写真：Getty Images】

バルセロナがボルシア・ドルトムントとのホームゲームに臨む

　バルセロナは現地時間9日、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）のノックアウトフェーズ・ラウンド8の1stレグでホームにボルシア・ドルトムントを迎える。この一戦の前日会見に登壇したハンジ・フリック監督が、ドルトムントの印象や優勝候補に挙がっていることについて言及した。スペインメディア『as』が、8日に伝えている。

　リーグフェーズを2位で通過し、ラウンド16ではベンフィカを2戦合計4-1で退けてラウンド8に駒を進めたバルセロナ。シーズン開幕からスタートダッシュに成功し、ウィンターブレイク前には調子を落としたものの、2025年に入ってからは負けなしと好調を維持している。そんなハンジ・フリック監督率いるチームは、リーグフェーズ第6節に敵地で3-2で勝利を収めていたドルトムントと準々決勝で再戦する。

　フリック監督は、ブンデスリーガで8位に位置するクラブの印象を「準々決勝に進出したからには、先に進みたい。2試合とも良いゲームをしたいと思っているが、ドルトムントは安定したチームで、最近は良いプレーをしているから難しい試合になるだろう」と語った。

　さらに、今季の戦いぶりから優勝候補に挙がっていることには「いつも言っているように、夢を見るのは許されることだが、それはサポーターのためのものだ。選手や監督は現実的でなければならない。ここまで来れたのは、我々が懸命に努力してきたからだし、これからも前進したいと思っている。今年はまだ一度も負けてないし、このまま勝ち進みたい」と意気込みを述べた上で、「でも現実的にならなければならない」と60歳のドイツ人監督は再度強調した。