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【写真:Getty Images】
開催国拡大に中国が反応?
2030年に、モロッコ、ポルトガル、スペインで開催されるFIFAワールドカップでは、出場国の枠が48カ国から64カ国に拡大される可能性があるようだ。中国メディア『SOHU』は11日に、開催国の枠が拡大されることで中国代表チームにもチャンスが生まれると報じている。
30年に開催予定のFIFAワールドカップは、第1回大会が開かれた1930年からちょうど100年となる記念すべき大会だ。そのため、南米サッカー連盟(CONMEBOL)のアレハンドロ・ドミンゲス会長は、1度限りで出場国を26年大会の『48』から『64』に増やすことを提案したという。
同メディアは、「中国は朗報を受け取った。それは、W杯の出場枠が再び拡大されるとのことだ」と前置きし、30年大会でW杯本大会に出場する国が増える可能性について、次のように言及している。
「南米サッカー連盟の会長は、同連盟の総会で出場国拡大の提案を正式に行なった。この提案が実現すれば、中国代表チームは最後のチャンスを掴むことが期待される。現在行われている予選では、まだわずか6ポイントしか獲得できていない。現状は、最下位だ。26年の予選を通過できなかった場合、中国にとっては30年が最後のチャンスとなるだろう」
FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)で日本と同組の中国は、8試合を消化し2勝6敗の勝点6で最下位に落ち込んでいる。5位のバーレーン代表とは得失点差、プレーオフ進出圏内の4位インドネシア代表とは3ポイント差だ。そのため、まだプレーオフを経由して本大会出場権を獲得する可能性はある。
しかし、同メディアは、「現在アジアには8.5の出場枠があるにもかかわらず、中国代表チームの力は低下している。一方で、対戦相手のレベルは徐々に向上しているようだ。現在の代表がワールドカップ出場権を獲得するのは依然として非常に困難だろう」と、プレーオフ出場権獲得の可能性は低いと指摘した。
中国は、6月に控えている最終予選の第9節でインドネシア代表、そして最終節はバーレーン代表との直接対決を控えている。
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