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【写真：Getty Images】

上田綺世に厳しい評価

　オランダ・エールディヴィジ第29節、フォルトゥナ・シッタート対フェイエノールトの試合が現地時間12日に行われた。試合は、フェイエノールトが2-0で勝利している。フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世は、この試合に先発出場した。オランダメディア『FCUPDATE』が上田の評価をしている。

　前節のAZアルクマール戦に続き、シッタートとの試合でも先発出場を果たした上田。枠内シュートを2本放つも、惜しくも得点にはならず。66分に、FWフリアン・カランサと交代してピッチを退いている。試合は、MFヤクブ・モデルの2得点でフェイエノールトが勝利した。

　同メディアは、「彼はボールにあまり触れることができず、目立たなかった。また、地面に倒れ込むことが多く、相手のCBやMFから激しいマークを受けていた」と述べた上で、「前半、2つの素晴らしい場面を見せた。2つのシュートだ。それ以外、ほとんど良いプレーはなかった」と、シュートシーン以外はあまり良いパフォーマンスではなかったと指摘している。

　一方で、「フェイエノールトでストライカーとして活躍するのは、必ずしも簡単ではない。特にウイングのコンディションが良くない時はなおさらだ。前半は彼にとって非常に厳しい状況だった。ボールをもらったタイミングでは、少なくとも何かはできていたと思う」と、チーム全体のコンディションが良くない中で、最低限の働きはできていたとも言及した。

　また、「上田綺世はシッタートとの試合で無傷ではすまなかった」と前置きし、「交代した際に、彼の膝の裏にいくつかの負傷が見られた」と、負傷で膝裏から出血していたことも伝えていた。