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【写真：Getty Images】

守田英正の復帰が近づく？

　サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは現地時間22日、タッサ・デ・ポルトガル（国内カップ戦）準決勝・2ndレグでリオ・アヴェと対戦する。この試合の前日会見に出席したルイ・ボルジェス監督が、27日に行われるボアヴィスタ戦での守田の復帰を示唆した。現地メディア『Leonino』が、21日に報じている。

　3月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）に臨むサッカー日本代表に選出された守田。3月20日に行われた第7節のバーレーン代表戦でスタメン出場を果たすと、前半の45分間のみプレーした。そして、同22日には左足肉離れのため、チームを離脱することが発表された。その後は、欠場が続いている29歳のMFだが、復帰が近づいてるようだ。

　ボルジェス監督は「モリタは出場できない」とホームでの1stレグを2-0で制し、有利な状況で迎える今回の一戦では起用できないと話したものの、「ボアヴィスタ戦には出られると思っている」と27日のプリメイラ・リーガ第31節のアウェイゲームでの復帰を示唆した。

　この指揮官の言葉に対し、同メディアは「この日本人選手が今後数試合で試合勘を取り戻し、スポルティングがエスタディオ・ダ・ルース（SLベンフィカのホームスタジアム）に遠征する頃には、100％の状態になることが目標だ」と勝ち点「72」で並んでいるベンフィカとの大一番に向けて、クラブは守田のコンディションを調整しているという見方を伝えている。

　首位スポルティングと2位ベンフィカとの首位攻防戦は、日本時間では5月11日。最終節を前にした第33節で迎えるリーグ2連覇に向けた重要な一戦に、守田はベストコンディションで迎えられるか注目だ。