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【写真：Getty Images】

オランダの名門が日本人選手獲得に動く？

　サッカー日本代表FW上田綺世の所属するオランダ・エールディヴィジのフェイエノールトは、ベルギー・プロ・リーグのKAAヘントでプレーするDF渡辺剛の獲得に動いているようだ。オランダメディア『1908.nl』が25日に報じている。

　渡辺は、23年6月にベルギーのKVコルトレイクからヘントに完全移籍で加入。今季は、リーグ戦32試合に出場して2ゴール2アシストを記録している。

　同メディアは、「フェイエノールトが渡辺獲得のためにKAAヘントへオファー」と前置きした上で、次のように伝えた。

「フェイエノールトの渡辺剛に対する関心は具体的なものとなった。数多くのスカウトから注目されているこの日本人DFは、現在ベルギー・プロ・リーグの決勝ラウンドで6位につけるヘントから完全移籍するかもしれない」

　また、渡辺の獲得に動いた理由については、「フェイエノールトには、トーマス・ベーレン、ゲルノト・トラウナー、ジェイランド・ミッチェルの3人のCBがいる。このうち、少なくとも2名がこの夏に移籍すると見られており、すぐに獲得可能な後釜を探している」と、即戦力として期待してのものであることを報じている。

　すでに、フェイエノールトは選手本人、そして代理人と接触しており、移籍に前向きであることを確認しているようだ。「日本代表ですでに顔見知りの同胞、上田綺世と再会することになる」と、オランダの名門で日本人選手の共演が実現するだろうと強調した。