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「後継者は目の前にいる」移籍の噂が絶えないリバプールMF遠藤航、現地は後釜に下部出身選手の可能性を指摘【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航

【写真:Getty Images】

遠藤の後釜?

 イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、今夏に移籍するのではないかと噂されている。リバプール専門メディア『ANFIELD WATCH』は26日に、遠藤の後釜としてクラブの下部組織出身の選手が起用される可能性を伝えた。

 

 遠藤は、ここまで公式戦28試合に出場しているが、スタメン起用されたのはFA杯やEFLカップ(カラバオ・カップ)がメイン。リーグ戦では16試合に出場しているものの、ベンチスタートが多い状況だ。出場機会が制限されている日本代表主将に対しては、フラムやウォルヴァーハンプトン、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトなどが、関心を示していると現地メディアが報じている。

 同メディアは、「リバプールは夏の移籍市場でチームを刷新すると予想されている。しかし、適切な選手を獲得するために、まずは選手数名がチームを去る必要がある」と前置きし、遠藤と後釜になり得る選手について次のように述べている。

「ピッチ上で改善が予想されるエリアの1つはMFだ。遠藤も移籍の候補にあがるかもしれない。昨夏にはマルセイユ、そして今季はシーズンを通して移籍が噂されていた。遠藤航の後継者は彼らの目の前にいる」

 そして、「MFステファン・バイチェティッチは遠藤の代わりになりうるだろうか。今季の彼はスペインのトップリーグで印象的な守備のスタッツを残した。タックルでは上位13%、インターセプトでは上位24%、ブロックでは上位1%にランクインしている。空中戦やクリアでも好成績を残しており、6番として活躍できるだろう。来季は中盤で4番目か5番目の選択肢になり得る」と、下部組織出身で、現在はラス・パルマスにレンタル移籍中のMFバイチェティッチが後釜になるのではないかと注目した。

一方で、「彼のパスの成績はやや期待外れだった。パス成功率は74%で、リバプールのMFに求められる数値からは程遠い」と課題があることも指摘しており、再びレンタルに出すのか、それとも主力として活躍するMFライアン・グラフェンベルフの負担を軽減するためにチームに加えるのか、今夏に注目すべきポイントだと語っている。

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【了】

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