三笘薫 最新ニュース
【写真:Getty Images】
三笘薫の得点増加は指揮官の助言が影響?
イングランド・プレミアリーグ第34節、ブライトン対ウェストハムの試合が26日に行われ、ブライトンが3-2で勝利した。ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫は、この試合に途中出場し、同点ゴールを決めている。現地メディア『The Argus』は29日に、今季の三笘のゴールが増えている要因について報じた。
今シーズンからブライトンを指揮するファビアン・ヒュルツェラー監督の下で、リーグ戦33試合に出場し、キャリアハイとなる9ゴールを記録している三笘。直近の試合は怪我の影響でベンチスタートとなっているが、途中出場から2試合連続でゴールを奪うなど好調を維持している。
同メディアは、「ブライトンは三笘に対して、もっと頻繁にペナルティエリアに入るように指示している」と前置きし、ヒュルツェラー監督の三笘に関するコメントについて伝えた。
「我々は、ボックスをより良い形で支配する方法について話し合っている。(ウェストハム戦では)三笘は素晴らしい形で実行してくれた。基本的なこととして、まずはエリア内に侵入しなければいけない。ゴールを決めたいなら、相手のボックスにいる選手になる必要がある。現在は2試合連続ゴールを決めており、彼の理解に(アドバイスが)役立っていると思う。ボックス内にいればチャンスを得られる。最初のボールではなかったとしても、セカンドボールでチャンスを得られるかもしれない」
また、「2試合連続で、センターフォワードのようなゴールを奪うことにつながった」と述べつつ、「ウェストハム戦では、ボックス内からヘディングシュートを決め、記憶に残る終盤の逆転劇のきっかけを作った。それは、ブレントフォード戦での、中央エリアからの巧みなゴールに続くものだった。三笘のサイドでの能力は疑いようがなく、彼はワイドエリアからファーポストを攻撃することができる。しかし、直近の2得点を振り返ると、彼は9番のポジションでプレーしていた」と、指揮官の指導が三笘の得点増加につながったと強調している。