フットボールチャンネル

「1対1に敗れた」スタッド・ランスFW中村敬斗、決定機逸で現地メディアは厳しい評価「弱すぎるシュート」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

スタッド・ランスFW中村敬斗
【写真:Getty Images】

決定機逸で厳し目の評価

 フランス・リーグアン第32節、OGCニース対スタッド・ランスの試合が2日に行われた。ランスは、0-1でニースに敗北している。ランスに所属するサッカー日本代表FW中村敬斗は、この試合に先発フル出場した。フランスメディア『Homme du Match』が、中村のパフォーマンスを評価している。

 

 ランスは、リーグ戦31試合を消化した時点で8勝9分14敗。勝点33で13位につけている。自動降格圏内の17位ASサンテティエンヌとは6ポイント差をつけており、リーグ戦も残り3試合となる中で残留に近づいている状況だ。ニースとの試合では、ランスに所属するサッカー日本代表の中村は先発出場。DF関根大輝はベンチスタートだった。なお、前節負傷交代していたMF伊東純也は、ケガの影響でベンチ外となっている。

 15分、ランスは相手のロングボールに反応したGKイェヴァン・ディウフとDFジョセフ・オクムが交錯。こぼれ球を拾ったニースのMFモルガン・サンソンが、無人のゴールに流し込んだ。先制点を献上したランスは、攻勢を強めるもなかなかゴールを奪うことができなかった。

 すると、79分、ランスに決定機が訪れる。MFモリー・グバネが、ニース最終ラインの裏を狙っていた中村にスルーパスを送った。このボールは通ったものの、中村が左足で放ったシュートはGKのセーブに阻まれている。その後、ランスは得点を奪うことができず、0-1のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

 同メディアは、「日本代表選手はランス攻撃の最前線で戦い、まずまずの活躍を見せた。しかし、同点にする大きなチャンスを逃している。相手GKを脅かすには弱すぎるシュートで1対1の状況に敗れた」と、決定機を逃したことに厳しい言葉を送り、「5.5」をつけている。なお、81分から途中出場した関根は、出場時間が短かったことから評価対象外だった。

 次節は、残留争いで直接のライバルとなるサンテティエンヌと対戦する。

【関連記事】
えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!