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【写真:Getty Images】
守田の引き留めを画策?
サッカー日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドは、ポルトガル・プリメイラ・リーガのスポルティングCPに所属する守田英正に関心を示しているようだ。英メディア『Leeds All Over』は2日に、守田の移籍が今夏の移籍市場で実現するのか、その可能性について報じている。
昨季はリーグ戦29試合に出場して、2ゴール4アシストを記録した守田。クラブの主力選手の1人として、ポルトガルリーグのタイトルを獲得する原動力の1人となった。今季も、リーグ戦20試合に出場して2ゴール3アシストという数字を残している。
同メディアは、「スポルティングに所属する守田の獲得を検討しているとの報道があった」と前置きし、「リーズがトップリーグに残りたいのであれば、チームに経験値を加えるだけでなく、技術面、体力面の両方でチームを大幅に強化する必要があるだろう。トップリーグやヨーロッパのサッカーで、多くの経験を積んだ日本代表MFは大きな力となり得る。守田は、リーズの中盤に価値のある補強となるかもしれない」と、来季のプレミアリーグで残留が目標となるリーズにとって、守田は良い補強になると言及した。
一方で、ポルトガルメディア『Domíniode Bola』は2日に、「守田はクラブとの契約延長を拒否し、プレミアリーグに挑戦したいという希望を持ち続けている」と述べつつ、「クラブは、日本代表選手に設定した移籍金の最低金額である800万ユーロ(約13億円)を上回るオファーがない限り、同選手の退団を急がせるつもりはない。現在もチームの中心の1人であり、26年にフリーで移籍する可能性を承知の上で、格安で売却するのを受け入れるよりも、もう1年引き留める方が有利だと考えている」と、適切なオファーがない限り、守田を今夏に放出する可能性は低いと指摘している。
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