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「15分余りで存在感を発揮した」 移籍後初ゴールを奪った山田楓喜、現地メディアは高評価「脅威であり続けた」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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ナシオナルに所属する23歳のFW山田楓喜
【写真:Getty Images】

山田楓喜が反撃の狼煙を上げるゴールを奪う

 山田楓喜が所属するCDナシオナルは現地時間3日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第32節でヴィトーリア・ギマランエスをホームに迎え、1-2で敗れた。ポルトガルメディア『A BOLA』は、チームは黒星を喫したものの、1ゴールを記録した山田を高く評価している。

 

 2試合勝利から遠ざかっているナシオナルが、5位ギマランエスとのホームゲームに臨んだ。山田は4試合ぶりのベンチスタートとなった。ホームチームは13分に失点を許すと、64分に追加点を奪われる。

 2点を追うナシオナルは、72分に山田を投入。すると出場から僅か1分後、23歳のアタッカーは結果を残す。右サイドからボックス中央に向けて斜めに走り込むと、スルーパスを左足ダイレクトで蹴り込み、ネットを揺らした。山田のリーグ初ゴールで1点差に詰め寄ったホームチームだったが、反撃はここまで。1-2で敗れ、3試合ぶりの勝ち点「3」を掴むことができなかった。

 同メディアは、ナシオナルの中でもっとも輝いた選手として、山田を選出。1ゴールを記録したアタッカーに、チーム最高タイとなる「6点」をつけ、寸評には次のように綴っている。

「わずか15分余りで存在感を発揮した。この日本人選手は強い意志を持ってピッチに立ち、最初のチャンスを逃さなかった。ボールを持たずに斜めに走り、相手DFラインの背後を取るその動きは見事で、エリア内に入るとすぐさま左足でシュート。一発でゴールネットを揺らし、ブルーノ・ヴァレラの守るゴールを破った。彼は常に脅威であり続けた」

 ナシオナルの次節は10日、ホームでリオ・アヴェと対戦する。

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