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「持ち味を発揮できる試合ではなかった」“天王山”を前に先発復帰した守田英正、現地メディアの評価は?【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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守田英正
【写真:Getty Images】

スポルティングCP守田英正が6試合ぶりのスタメン出場

 サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは現地時間4日、プリメイラ・リーガ第32節でMF藤本寛也がプレーするジル・ヴィセンテをホームに迎え、2-1で逆転勝利を飾った。この試合で先発した守田に現地メディア『A BOLA』から厳しい評価が与えられている。

 

 前節終了時点で勝ち点で並んでいる2位ベンフィカが、前日に勝利を収めていたこともあり、リーグ連覇に向けて取りこぼしが許されないスポルティング。今節は14位のジル・ヴィセンテをホームに迎えた。前節負傷から復帰した守田は、リーグ戦6試合ぶりのスタメン入り。一方の藤本は今季初のベンチ外となった。

 ホームチームは、26分に与えたPKをフェリックス・コレイアに沈められ、1点を追う苦しい展開に。その後は、圧倒的に押し込んだものの、ジル・ヴィセンテの牙城を崩せず、時間だけが経過する。それでも81分にマキシミリアノ・アラウホのゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイム3分にCKのこぼれ球を拾ったエドゥアルド・クアレスマがミドルシュートを突き刺して、スポルティングは劇的な逆転勝利を収めた。

 同メディアは、64分間プレーした守田に「4点」をつけ、寸評を次のように綴っている。

「控えめなパフォーマンスだった。日本人選手にとっては、自分の持ち味を発揮できる試合ではなかった。滑りやすく重たいピッチ、そして万全とは言えないコンディションの中で、彼の緻密で洗練されたプレースタイルが違いを生み出すのは常に難しかった。そのため、試合にはほとんど影響を与えられなかった」

 スポルティングの次節は、勝ち点「78」で並ぶベンフィカとの首位攻防戦。敵地での大一番に向けて、調整を続けてきたとみられる守田が、どのようなパフォーマンスを見せられるか。注目の一戦は日本時間では11日、深夜2時から行われる。

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