UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最新ニュース
インテル、大激戦を制し決勝戦へ
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝2ndレグ、インテル対バルセロナの試合が現地時間6日に行われ、インテルは4-3の勝利を収めた。1stレグも含め合計13ゴールの大激戦となり、非常に白熱した試合になったとスペイン紙『マルカ』が6日に報じている。
インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督は、ラウタロ・マルティネスやハカン・チャルハノール、マルクス・テュラムなどを先発起用。21分にはマルティネスが先制点を決めた。さらに、45分にはチャルハノールがPKを決めて追加点。しかし、54分にバルセロナのエリック・ガルシアに1点を返されると、60分にはダニ・オルモにも得点を許し同点に追いつかれてしまう。そして、87分にはバルセロナのラフィーニャにもゴールを決められて一気に逆転された。それでも後半アディショナルタイム、インテルのフランチェスコ・アチェルビが劇的ゴールを叩き込み、土壇場で3-3とした。試合は延長戦に突入し、99分にインテルのダヴィデ・フラッテージが勝ち越しゴールを決め、インテルは4-3の勝利を収めている。
試合を振り返り、同紙は「またしてもジェットコースターのような試合展開となった一戦で、インテルがバルセロナを延長戦の末に4-3で下し、過去3年で2度目のCL決勝進出を決めた。バルセロナの2度にわたる驚異的な反撃、そして両チーム合わせて13ゴールという大激闘の末、インテルが2戦合計7-6で勝ち抜けた。ヒーローとなったのは途中出場のフラッテージ。99分に決勝ゴールを決めると、バルセロナの選手たちはピッチに崩れ落ち、インテルの選手たちはベンチを含めて一斉にフラッテージのもとに駆け寄り歓喜に沸いた。その直前、フラッテージは熱狂するサン・シーロの観衆にさらなる大きな声援を求めていたが、彼のゴールによってスタジアムの熱気は最高潮に達した」と伝えている。どちらが勝ってもおかしくない内容だっただけに、歴史に残る試合になったと言えそうだ。
【関連記事】
【トーナメント表】UEFAチャンピオンズリーグ24/25(欧州CL) プレーオフ・ラウンド16・準々決勝・準決勝・決勝
優勝候補はどこだ! 欧州CL戦力値ランキング1~10位
【全試合日程・放送予定】UEFAチャンピオンズリーグ24/25
【了】
