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堂安律、移籍先はドイツ国内？

　SCフライブルクに所属する26歳の日本代表MF堂安律について、ボルシア・ドルトムントが補強候補にリストアップしたようだ。交渉予定であることを英メディア『スカイ・スポーツ』のパトリック・ベルガー氏が明かしたと、ドイツメディア『BVBバズ』が14日に報じている。

　堂安は2022年7月にPSVアイントホーフェンからフライブルクへ完全移籍すると、加入初年度から主力として活躍した。今季は公式戦35試合に出場し9得点9アシストを記録。4位フライブルクの躍進に貢献し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）出場権獲得を目指している。フライブルクとの契約は2027年6月まで残っているが、今夏に移籍する可能性も浮上した。

　堂安に関して、ベルガー氏は「ドルトムントが堂安の争奪戦に参戦した模様だ。アイントラハト・フランクフルトも以前から関心を持っており、獲得を狙っている。フランクフルトは来週、フライブルクとの交渉を開始する予定。一方で、すでにドルトムントも選手サイドとの初期的な話し合いを行った。この移籍話は今後さらに熱を帯びる可能性がある。しかし、CL出場権の有無や資金調達など、複数の要因に左右されそうだ。堂安は今夏、フライブルクを離れる確率が非常に高い。契約解除条項は無く、移籍金は少なくとも2000万ユーロ（約32億円）になると見られている」と伝えた。

　それを踏まえ、同メディアは「堂安は創造性に優れ、コンディションを常に高いレベルで維持できる選手であり、そうした点が非常に魅力的となっている。もし、ドルトムントがCL出場権を確保すれば、双方にとっても理想的な展開となる」との見解を示している。果たして、堂安はドイツ国内の別のクラブへ移籍することになるのだろうか。

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