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「韓国はまた遅れる」ロス五輪目指すサッカーU-22日本代表、海外遠征決定に韓国メディアが反応しため息「監督も決まらない」

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカーU-20日本代表 最新ニュース

サッカーU-23日本代表の大岩剛監督

【写真:Getty Images】

日本と韓国を比較?

 日本サッカー協会(JFA)は12日、7月に予定しているサッカーU-22日本代表の海外遠征について、U-22サウジアラビア代表、U-22ウズベキスタン代表と対戦することが決まったと発表した。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は13日に、28年に控えたロス五輪に向けて始動した日本と自国代表を比較している。

 

 ロス五輪に出場可能な05年以降生まれの選手たちは、現在U-20日本代表として活動。今年2月に開催されたAFC U20アジアカップ中国2025で準決勝に進出しており、9月に開催されるFIFA U-20ワールドカップチリ 2025の出場を決めた。

 今回の海外遠征では、ロス五輪を目指してチームを率いる大岩剛監督のもとでの最初の試合となり、アジアの強豪であるサウジアラビア、ウズベキスタンとのテストマッチでチームの現在地をチェックする。

 同メディアは、「韓国はまた遅れる。日本サッカーはすでにオリンピックモードに突入だ」と前置きし、28年のロス五輪に向けて早くも動き出した日本と、いまだに動きのない韓国代表を比較した。

「日本サッカーが3年後に行われるロサンゼルスオリンピック出場を目指して本格的な始動だ。パリ五輪では、グループリーグ全勝で8強に進出し世界を驚かせた。JFAは大会後も大岩監督に対する信頼を明らかにし、次のオリンピック準備に乗り出している。そんな中で、大韓サッカー協会(KFA)は24年、アジアU-23アジアカップを最後にファン・ソンホン監督を解任してから1年以上経過しても後任監督を決めていない」

 また、「今年3月には、KFAの専任指導者が暫定的にU-23代表を率いて中国で開催された国際親善大会に参加した。しかし、ベトナムに引き分け、中国に敗北するという結果に終わっている。サッカーファンからは厳しく批判されており、新監督の早期選任が必要なことを示している」と述べつつ、「日本サッカーに一歩遅れたことは否定できない」と、次の五輪に向けた始動の遅れを嘆いている。

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【了】

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