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鈴木彩艶、トッテナムが狙うGK候補の一人に

　トッテナムがイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオのパフォーマンスに疑問を抱いており、新たな守護神の獲得に動いているようだ。セリエAのパルマに所属する22歳の日本代表GK鈴木彩艶も候補の一人だと、英メディア『TBRフットボール』が18日に報じている。

　ヴィカーリオはイタリアで経験を積んだ後、2023年7月からトッテナムに在籍している。昨季は怪我で離脱した期間もあったが、公式戦34試合に出場し、チームのゴールを守っていた。ただ、セットプレーから13失点しており、いくつか明らかなミスもあったことで批判を受けた時期もある。ギリギリ残留圏内の17位に終わったことも、ヴィカーリオの評価が低下した原因の一つとなっている。

　それを踏まえ、同メディアのグレアム・ベイリー記者は「ジェームズ・トラッフォードはかなり評価されており、プレミアリーグの約半数のクラブがこのバーンリーGKを気に入っている。ニューカッスルは何度か獲得を試みているが、現時点では要求額である4000万ポンドを支払うつもりはないようだ。他にもトッテナムが評価しているのは、フランスのギヨーム・レステとリュカ・シュヴァリエ。また、イタリアでは鈴木とマルコ・カルネセッキが候補に挙がっている。これらの選手は、条件次第では獲得可能だと思われる。中には世代を代表する逸材になる可能性を秘めた選手もおり、特に鈴木を獲得するクラブは、大きな成功を手にすることになるかもしれない」と予想した。過去にはマンチェスター・ユナイテッド移籍の噂もあった鈴木だが、再びプレミアリーグへ行くチャンスが訪れる可能性もありそうだ。