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北川ひかるがエバートン移籍へ

　ダームアルスヴェンスカン（スウェーデン女子1部）のBKヘッケンに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）DF北川ひかるは、イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）エバートンへ移籍する可能性が高いようだ。英メディア『ガーディアン』が現地時間20日に報じている。

　2024年8月にWEリーグのINAC神戸レオネッサからスウェーデンのヘッケンへ移籍。途中加入ながら昨季は7試合に出場し、1ゴールを記録した。マンチェスター・ユナイテッドWFCに移籍したスウェーデン女子代表DFアンナ・サンドベリの後釜として活躍している。

　今季はすでに10試合に出場し、1ゴールを記録。そんな中、林穂之香が所属するエバートンが興味を抱いているという。さらに、現地時間21日にメディカルチェックを行う予定で、移籍は決定的のようだ。これが決まれば、なでしこジャパンのサイドバックにとってステップアップとなる。

　北川は6月10日に行われたリンシェーピングとの第10節（5-0勝利）にスタメン出場を果たすと、50分に左コーナーキックからニアでヘディングシュート。これがゴールに決まり、今季初得点を奪った。セットプレーのキッカーとしても知られるが、なでしこジャパンの試合でも決めている通り、合わせるのも巧い。キッカーとしても、ターゲットとしても非常に優秀である。

　果たして、なでしこジャパンが誇る左サイドバックは、イングランドへ移籍することとなるのだろうか。