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古橋亨梧、バーミンガム・シティなら復活可能?
フランスのスタッド・レンヌに所属する30歳の日本代表FW古橋亨梧が、チャンピオンシップ(英2部)のバーミンガム・シティへ移籍するかもしれない。クリス・デイヴィス監督の戦術に適していると、ライアン・マクドナルド記者が太鼓判を押した。英メディア『バーミンガム・ライブ』が25日に報じている。
古橋は2024年までスコットランド1部のセルティックで主力として活躍し、得点王や最優秀選手賞、年間ベストイレブンなど数多くの個人タイトルを獲得していた。チームの優勝にも貢献する功績を残していたが、今年1月にステップアップを目指してレンヌへ完全移籍。さらなる成長が期待されたが、新天地では6試合の出場にとどまり、不遇のシーズンを送ることになった。そのため、今夏移籍が濃厚となっている。
現在、移籍先の最有力候補に浮上しているのがバーミンガムだ。昨季、EFLリーグ1(英3部)で戦っていたが、34勝9分3敗の勝ち点111で優勝を果たし、降格から1年での2部復帰を果たしている。2年連続の昇格を成し遂げるため、戦力強化の一環として、古橋の獲得に向けた交渉に取り組んでいる模様だ。
古橋の特徴について、マクドナルド記者は「彼はディフェンスラインの裏を狙うプレースタイルを好む。アンジェ・ポステコグルーがセルティックを率いていた時の戦術は、まさにそれにぴったり合っていた。チームは彼の長所を生かすようにプレーしていたのだ。ウイングの選手がサイドを突破して折り返し、そこにキョーゴが走り込んでゴールを決める。あるいは裏への浮き球を出して、キョーゴが抜け出して決めるという形だ」と分析。
それを踏まえ、同メディアは「バーミンガムは来季に向けて攻撃のオプションを増やすために新たなタレントを市場で探している。古橋はその条件に当てはまる。彼が加われば、前線にさらなる推進力をもたらすことができるでしょう。デイヴィス監督が好む4-2-3-1システムにおいても、センターフォワードの背後や中央のポジションで真価を発揮できる選手だ」と伝えている。古橋の良さを活かせるクラブなら、再び大活躍することも可能かもしれない。
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