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野沢大志ブランドン、ベルギーを足掛かりに飛躍へ?
FC東京が26日、22歳の日本代表GK野沢大志ブランドンがベルギー1部のロイヤル・アントワープへ完全移籍すると発表した。これまでにも多くの日本人GKがジュピラー・プロ・リーグを海外挑戦のステージに選んでいると、英メディア『ワンフットボール』が26日に報じている。
野沢はFC東京の下部組織で育ち、2020年にトップチームへ昇格。2021年8月にはいわてグルージャ盛岡へ期限付き移籍し、正守護神として活躍した。2023年1月にFC東京へ復帰すると、シーズン中盤以降にGKヤクブ・スウォビィクからポジションを奪取して10試合に出場。その後は主力GKに定着した。日本代表に選出された経験はあるが、まだデビューはしていない。しかし、アントワープで成長すれば、いずれ初出場を果たす機会はありそうだ。
野沢の移籍を受け、同メディアは「近年、ベルギー・プロリーグは才能ある日本人ゴールキーパーたちの登竜門となっている。アントワープは新戦力の野沢が、シュミット・ダニエル、小久保玲央ブライアン、鈴木彩艶の足跡を辿ってくれることを期待している。この移籍は、今夏にセンヌ・ラマースが退団する可能性を示唆している」と伝えた。ベルギーでのプレー経験を足掛かりに飛躍を遂げている選手もいるため、野沢もそれに続くかもしれない。
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